私がキャリアコンサルタントになったわけ⑥
気がつけば、12月も下旬。今年も残すところあとわずかです。
すっかり途中で止まってしまっていた、
「私がキャリアコンサルタントになったわけ」
予定としては⑧まであります!
こういうの、始めるときには、準備してからやるもんだよーとどこからか声が聞こえてきそうですが・・はい・・・用意周到なように見えて、「チョトツ」というニックネームをいただくほどの、思い立ったが吉日タイプです
さてさて、本題に入ります
さて、私の自己紹介がわりにスタートした「私がキャリアコンサルタントになったわけ」6回目です
私がキャリアコンサルタントになったわけ①はこちら
私がキャリアコンサルタントになったわけ②はこちら
私がキャリアコンサルタントになったわけ③はこちら
私がキャリアコンサルタントになったわけ④はこちら
私がキャリアコンサルタントになったわけ⑤はこちら
「自分らしく働くを知る」
一旦仕事をすべて手放すと決めた
ちょうど、長女が年長の11月。小学校入学まであと半年というときだった
子育ても仕事も両方やりたい!と、拘っていた私は、子どもを「幼児生活団」という幼稚園でも保育園でもない、フリースクールのような場所に通わせていた。登団日と呼ばれる集合日は週に1回。あとは半日の音楽の日だけ。
それ以外の日は、家庭で過ごしながら、集合日に習ってきたことを励んだり、のんびりゆっくりと過ごす時間。
集団生活も、家庭でのゆっくりとした時間も過ごせるなんとも贅沢な仕組みて、子連れで仕事をしている私にとっても、子どもにとっても、毎日「早く!」を言わなくても良い、素敵な場所だった。
今も、末っ子がそこに通っているので、長女の時から数えると8年近く通っていることになる
長女の小学校入学まで、本当にゆっくりとした時間を過ごした。
次女が年少。末っ子は0歳。濃密な時間だった。
長女が小学生になると、ちょっと身軽になった。
いつも3人連れて歩いていたのに、ひとり減ると、ここまで身軽か?と思うほどだった。(今や一人しか連れていないし、その一人も一時保育を使うと、私は身軽どころか空を飛んでしまいそう。もしくは、マッハスピードで動くマグロのようになる)
身軽になると、ちょっと余裕ができると、また仕事をしたくなるのが私。
それまでの私だと、仕事辞めたり、始めたり、どっちなんだよ!と思っていたし、夫には堪え性のない人。という評価を受けていたが、その時は違った。
私は
「自分自身のライフステージに合わせて、働き方を選択したい」
のだ。
ただそれだけ
次なるステージは、知人が始めていた、親子の居場所(親子サロン)事業、ママの復職支援事業を手伝うところからスタートして、最終的には一緒に会社を経営させていただくところまで進んでいった
もちろん、すべてがうまくいったわけではないし、紆余曲折もあった
それでも、私のわがままとも取れるこだわりを理解してくれる社長の元で「私のやりたい。」をどんどんチャレンジさせてもらえた。
新規事業も作ったし、成果も出した
その時、会社で作らせてもらって、サロンに貼ってあったポスターがこれ。
このポスターには、当時の「私のやりたい」がすべて表現されている
「子育て経験」も「キャリア」だよ。
「自分らしさ」を見つけて自信を持とうよ!
そんなことを、お客様であるママたちに言いながら、実は自分に言い聞かせていたのかもしれない
そんな時、とある自治体の男女共同参画が主催する女性向けキャリアセミナーで講師として登壇してほしい。という依頼をいただいた
私の子育てや仕事をずっと見守っていてくれた、尊敬する先輩が私のことを推薦してくれたのだ。
私にとって、大きな挑戦だったが、同時にやりたいことでもあったので、二つ返事で引き受け、準備をした
セミナーには、いつもより速いペースで申し込みがありました!と主催者から嬉しい言葉をいただき、当日も、みなさん真剣にお話を聞いてくださり、セミナー後も名刺交換と質問の列ができたほど
大きな手応えがあった
「私の生きてきた経験からの話が、こうやって、人の役に立つんだ」と。
と同時に、もっと女性のキャリアに寄り添う仕事がしたくなった。
その時働かせてもらっていた会社でも、ママたちがリスタートするために様々な仕掛けをしたり、後押しをしていたけれど、事業家としてのサポートでなく、「キャリアの専門家」としてサポートしたくなったのだ。
私自身が、私らしく働ける働き方で、やりたいことをやりたい
そのために、国家資格キャリアコンサルタントの勉強をはじめ、企業研修講師としてプロフェッショナルになるための勉強も始めた
そうなると、その時の会社では様々な限界があるし、会社の方針とも異なることが出てくるようになった。
結局、私は、一人のクライアントも、全く収入のあてもなく「キャリアコンサルタント」として独立することにした
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私は、本当にいつもいつも、人に恵まれていると思います。
いろんなところでいろんな人に出会い、そのご縁がいつまでも続きます。
そして、たくさん支えていただいて、成長させてもらってきました
今も、それは変わりません
そして、結果的に距離が出てしまった人にも、いつも感謝の気持ちと「ご恩返ししたい」という気持ちはいつも持っています
昔は素直になれないことがありました
でも、今は、それもすべて今の自分を創り出してくれている経験を積ませてくれた人。と心から思っています
これからも、ご恩返しの日々を生きていきます
防衛大学校卒、元海上自衛官。その後ベンチャー、スタートアップ経験、経営経験、NPO立ち上げ経験、現在はフリーのキャリアコンサルタントとNPO事務局長の2足の草鞋を履く異色のキャリアコンサルタントです。「生きたいように生きる」がモットー!