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【バレンタインデー】意図されたムーブメント発生とマーケティング施策

おはこんばんちは。
あらいぐまたくまです。



今日は、2024年2月13日。


そう明日は、バレンタインデー。


そもそも、
Q1:なぜバレンタインデーが存在するのか?
Q2:なぜバレンタインデーにチョコレートをあげるのか?

を考えてみる。



Q1:なぜバレンタインデーが存在するのか?

そもそもバレンタインデーってなんだ?

Wikipediaを見ると、
・ローマ皇帝時代
・婚姻禁止
・ウァレンティヌスの処刑
・キリスト教文化
・2月14日
というキーワードが出てきた。

こっそり結婚式を挙げていた司祭のウァレンティヌスが、
処刑されることをきっかけに、バレンタインの日が定められた。
キリスト教圏では、恋人や家族に贈り物をする日として、
定義されているらしい。



いや、全然チョコレートの話が出てこない。



Q2:なぜバレンタインデーにチョコレートをあげるのか?

どうやらチョコレートをあげるのは日本だけ?らしい。


日本でチョコレートをあげるようになったのは、
1960年(昭和35年)の森永のバレンタイン施策が大きなきっかけっぽい。

※どこまで本当かはわからないが


「バレンタインの日にはチョコレートを送ろう」

森永がチョコレートムーブメントを意図的に生み出したということになる。


1970年代にかけて
バレンタインチョコレートムーブメントは広がりを見せ、現在に至る。


チョコを売るためにメディアを使う。
競合他社も真似する。
2月14日はバレンタインでチョコが出回る認識が作られる。

ムーブメント!!!


バレンタインの他にも同じような事例はある。

・婚約指輪は1960年代の宝石会社の施策と言われている。
・日本的クリスマスケーキの原型は不二家が作ったと言われている。


我々は、常に商品を買わされているなぁぁぁ。



バレンタインからわかること

・我々は商品を買わされているがそんなこと考えず楽しもうぜ。
・ムーブメントを起こすことは可能だぜ。


皆の頭の中に共同幻想(共通認識)を作ろう。

例えば、ハロウィンなんかもそう。
みんな変態な格好して街を歩き回っている。
「ハロウィンだからOK」という謎のムーブメントが成立する。

それは、人類が、
「ハロウィンは仮装する日」という認識を持っているからにすぎない。


Instagramもそういうのがある。
平気で水着の写真をアップするし、
自撮りもアップする。
自分らしさ を猛烈に発信するし。

過去のグリーやミクシーの時代にはそんなことはなかったなぁと。

まして、X(Twitter)でもあまりみないですよね。

Instagramムーブメントが存在していると言えそうです。


ムーブメントが成立するには、
共同幻想(共通認識)をつくることですね。


これは結局組織論も同じ。
ブランド構築(ブランディング)でも同じです。


どういう社会を実現したいのか?
どういう組織でありたいのか?
事業の存在意義は何か?

そこに意味付けがあり、
共通認識を作ることでムーブメントを起こす。
文化が醸成される。


バレンタインも
婚約指輪も
ハロウィンも
Instagramも
構造的には同じですね。
意図的なムーブメント発生。
文化醸成。


社会は常に因果で溢れてるなぁ。



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