ネットを制限された2日間
皆様こんにちはこんばんは。お久しぶりのnoteは最近あったことで注意喚起を兼ねて記事にまとめようかなと思ったので久しぶりに投稿しました。
プロバイダーに帯域制限されました
4月19日と20日の2日間我が家のインターネットが帯域制限にあっていました。
つまりは「あなたの家ネット使い過ぎで他の家に迷惑かけてるから制限かけますよ」ということです。サーバーを運営してる場合や事業などで使っているネットワークが帯域制限をかけられるというのは聞きますが一般家庭でまさか帯域制限になるとは思ってもみなかったのでびっくりしました。
ここからは帯域制限になるとどうなるのかと何故帯域制限であると判断できたかを順を追って説明していきます。
4月19日 異変に気付く
いつものようにウマ娘をしようと21時にPCを立ち上げました。自分はゲームをする時はよく配信を流し見しながらやるのでTwitchを見ながらウマ娘を始めたのですがおかしい。配信がくるくるして止まってしまうしウマ娘もロードにやたら時間がかかって全然進みません。この時点では普通にネットの調子が悪いのかなと思ったので一旦Wi-Fiの速度を測定してみることにしました。
なんということでしょう。インターネットの速度がとんでもない値になっています。
うちでは2年前にフレッツ光を契約しプロバイダーはWAKWAKを契約しました。通常時は500Mbps前後、ゴールデンタイムでも300Mbps前後と可もなく不可もなく快適にゲームをしたり配信を見たり出来るぐらいの速度があります。
ところがこの日は3.9Mbpsしか出ていませんでした。これではゲームをすることも配信を見ることも出来ないので困りました。
しかしたまにこういった日もあったので、そういう時の対処法「ルーター再起動」を行いました。
結果は何も変わりませんでした…。ネットが遅すぎて何も出来なかったので諦めてその日は寝ました。
4月20日 原因を探る
昨日は何が原因でネットが遅くなっているのか全く分からなかったのでいくつかの仮説を立てて検証を行いました。
引っ越しシーズンで人が増えたからネットが混雑している
通信規格が古いものになっている
ルーターやLANケーブルの経年劣化
まず最初に考えたのは引っ越しで人が増えたからネットが混雑している可能性。しかし2年間そんなことは1度もなかったのでさすがにこれは違う気がしました。
続いて通信規格が古いものになっている可能性。
インターネットにはIPv4とIPv6という二つの通信規格が存在します。細かな説明はここでは省略しますがIPv6の方が早い規格です。
また通信方法に関してもPPPoEとIPoEという二つがありますが、IPoEという通信方法の方が早いです。
2年前に設定した際にきちんとIPv6 IPoEで設定したはずですが、何らかの原因でそこが変わっている可能性もあるため確認を行いました。結果は問題なくIPv6 IPoEで通信を行っていました。
最後に考えたのはルーターやLANケーブルの経年劣化。2年間使ったため熱や埃などで壊れたのではないかと考えました。うちで使っているのはTP-Link Archer C2300とエレコムのカテゴリー6AのLANケーブルで、きちんとIPv6に対応しているものを使っています。
しかし昼間Wi-Fiの速度を測定しても400Mbpsであったため問題はなく、機器の故障という訳ではありませんでした。
ここまで色々と検証を行いましたがどれも不発。2年間問題はなかったのに急にゴールデンタイムだけ遅くなる原因は全く分かりませんでした。
4月21日 友人に助言を受ける
この日ネットの調子が悪いことを友人に相談したところ帯域制限を受けているのではないかと言われました。帯域制限という言葉は知っていましたが一般家庭とは無縁のものだと思っていたのでその可能性は全く考えていませんでした。
早速プロバイダーであるWAKWAKの規約を確認すると以下のような記述がありました。
どの程度通信を行ったら帯域制限になるのかなど具体的な数値は出ていませんでしたが特定の通信手段に関しては帯域制限の対象になるという記述を発見しました。
しかし私はインターネットの専門家でも何でもないのでこのP2Pというものがどこで使われているものなのか全く分からなかったので調べていると一つの記事を見つけました。
今やゲーマーの間では誰しもが使っているDiscord。そんなDiscordには画面共有というライブ配信をする機能があるのですがそのアップデートに関する記事でした。この記事の中でDiscordのストリーミングはP2Pによって行われているという記載を見つけたのです。
そしてここで私の1ヶ月のインターネットの使用量を公開します
1ヶ月の使用量は約430GB。そのうちDiscordが約200GBとなっています。Twitterなどでフォロワーさんにどのくらい使っているか質問しましたが多い方で500GB、平均は200GBほどでした。
全体の使用量が多いのも問題なのですが特にここで問題となったのがDiscordでの使用量です。私のTwitterで聞いた方々もやはりゲームをする方々なので日々ゲームをしながら通話をしているのですが、それでも多い方で100GBほどでした。一方で私はDiscordだけで200GB近いです。
どうしてこうなってしまっているのかというと私は日常的に通話をして画面共有で一緒にゲームを楽しむということをしています。誰かのゲームを見ながら一緒に盛り上がったり配信を見たりなどとにかく通話する時は必ずといっていいほど画面共有を使っています。さらに複数人が同時に画面共有をしている際によく複数窓同時に視聴をしています。対戦ゲームなどでどっちの視点も見れると楽しいのでついついやってしまいます。
こうした生活をしていた結果30日間でDiscordだけで200GBも通信をしてしまいました。そして上記のネットの記事にもあったように画面共有はP2Pで行われます。そしてそのP2Pはプロバイダーの帯域制限の対象に恐らく入っています。
つまり私はDiscordで画面共有をしすぎた結果プロバイダーから帯域制限を食らってしまったのです。
まとめ
ここまでの話はあくまで私がネットで調べた知識で考察を行ったに過ぎないので間違っている可能性もあります。インターネットの専門家という訳ではないので詳しいことは分かりませんが、調べた情報から考察した結果帯域制限という結論に至りました。
その後4月21日には帯域制限は解除され21時頃でも300Mbps出ており今は問題なくネットを使えています。
ゲーマーの皆様の中にはDiscordを多用し画面共有を使っている方も多いでしょう。特に私の好きなゲームであるEscape from Tarkovではパーティで遊ぶ際全員が画面共有をするので長時間画面共有を使うことになります。
プロバイダーによって帯域制限されるかどうかは変わってきますが、皆様どうか画面共有のしすぎには気を付けて良きゲームライフをお楽しみください。複数窓同時視聴はやめましょう!!
以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。
最近全くnoteを出していなかったのですがせっかくこんなことがあったので注意喚起を兼ねてまとめてみました。
また気が向いたら何か記事出します。
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