原則15「しゃべらせる」|人を動かす
皆さんこんにちは。今回の原則を読み終われば折り返し地点です!早速紹介していきますね。今回は短めです!
しゃべってもらって、説得する
この原則は、原則7「聞き手にまわる」の言葉替えのような感じですが、"人を説得する十二原則" のパートにある分、交渉や説得のイメージで「しゃべらせる」という言葉が選ばれたように感じます。基本的にはほぼ一緒ですが、名著と呼ばれるものは重要なことが繰り返し登場する傾向があります。笑
カーネギーは次のように言います。
相手を説得しようとして、自分ばかりしゃべる人がいる。相手に十分しゃべらせるのだ。相手のことは相手が一番よく知っている。だから、その当人にしゃべらせることだ。
相手の言うことに異議をはさみたくなっても、我慢しなくてはいけない。相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらが何を言っても無駄だ。大きな気持ちで辛抱強く、しかも、誠意を持って聞いてやる。そして、心おきなくしゃべらせてやるのだ。
話すと聞くの需給関係
誰だって自分の事をしゃべりたい。誰かに聞いてほしい。自分のすごさを知って欲しいと少なからずは思っています。もしみんなが自分の話よりも相手の話を聞く方が興味があるなら、今こんなにSNSが流行っていないんですよね。情報もこんなに溢れていないはずです。
世の中は話したいという需要に対して、聞くという供給が足りていません。
"話したい"という需要 >> "聞く"という供給
もちろん、この需給関係が逆転する場合もあると思います。例えば、人が緊張していてだんまりな飲み会、とか。笑
なので、あくまで一般的にですが、"聞くこと" の価値は高いんです。需要が多いにも関わらず、供給が少ないので。ビジネス的にも美味しいですね。笑
相手に喋らせて自分は聞いてるだけで、相手から好かれたり、相手が解決案を出してくれたりします。
ということで、今回の Next Step は、これです!
(※唐突に始まったこの "Next Step" とは、読み手の行動まで支援したいという思いから生まれたコーナーです。毎回の話の内容をなるべく小さな行動におとして提案します。)
Next Step
・次の会話で、「あなたの話を聞かせて」と聞き手にまわる。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!^^
「敵をつくりたければ、友に勝つがいい。
味方をつくりたければ、友に勝たせるがいい」
ー フランスの哲学者 ラ・ロシュフコー ー
原則15:相手にしゃべらせる。
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