今日の科学 8月1日 水の日
8月1日は、水の日。
水の大切さや水資源開発の重要性に対する関心を高め、理解を深めるために、日本政府が制定しました。水は生命を維持するためにとても大切なものです。国全体に水道が整備され、いつでもきれいな水が使える状況にある日本は、世界的にみてもとても恵まれています。
人は約60%が水でできているといわれています。4〜5%ほどの水分が失われるだけでも、頭痛や疲労感を覚え、精神的にも不安定になります。20%の水分が失われると死に至ってしまいます。清潔で安全な水の確保は人間が生きていくうえで必要不可欠な条件です。
日本は水が豊富だと言われていますが、日本は山間部が多く、河川は短めです。しかも、河川の流量は変動が激しいので、空梅雨などで渇水が発生することもあります。日本は、この100年で平均金が1.28℃上昇しました。気候変動によって、安定した水の確保ができなくなる心配があります。
清潔で安全な水を確保するには、それを供給するためのインフラをしっかりと整備する必要があります。私たちが毎日使っている水が、どのようにして家庭まで届くのか、意識を向けていきましょう。
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