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クルードラゴン運用5号機、打ち上げ成功

ノーベル科学三賞の発表が終わって、間髪入れずにクルードラゴン5号機の打ち上げ。忙しいですね(って、僕は見ているだけですが)。このクルードラゴン運用5号機(Crew5)には若田光一宇宙飛行士も乗りこんで、5度目の宇宙に向かいます。

今回はハッチを閉めるときにトラブルがありましたが、その原因も突きとめて、打ち上げにこぎつけました。何と、ハッチに髪の毛が挟まっていたので、異常を検知したということでした。宇宙船の気密性を維持するためにも、髪の毛1本も見逃さない緻密な運用をしていることを端的に表していますね。

打ち上げのサポートをするスペースXのスタッフは徹底して黒ずくめですね。
そのいでたちからNinjaと呼ばれているのだとか。

その後の準備は順調に進み、クルードラゴンは日本時間の10月6日1時に打ち上げ。

クルードラゴンを載せたファルコン9はみるみるうちに空高く昇っていきます。クルードラゴンというか、ファルコン9ロケットの打ち上げは安定性の高く、安心して見ていられますね。

実は、クルードラゴンの打ち上げは久しぶりに見たのですが、今回驚いたのは、この映像。ファルコン9の第一段の着船の模様です。第一段の着船の様子は、中継で何度か見たことがありますが、いつも着船の瞬間は中継が切れて肝心ところが見られないことが何度かあったので、第一段に搭載されたカメラが切れずに着船まで見ることができたのはとても驚きました。このあたりは通信回線の改善なども関係をしているのでしょうか。今後、調べてみるのもおもしろいなと思いました。

画面の奥に若田さんの姿が見えます
今回の0Gインジケーターはアインシュタイン人形

クルードラゴンの飛行は順調で、国際宇宙ステーションに向かっています。国際宇宙ステーションとのドッキングは10月7日5時57分(日本時間)の予定。楽しみですね。

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