今日の科学 5月14日
1863年5月14日、カナダの数学者ジョン・チャールズ・フィールズが生まれました。フィールズは1924年の第7回国際数学者会議で、数学者への賞を創設することを提唱しました。1932年にフィールズが亡くなると、彼の遺産が寄贈され、第9回国際数学者会議で、創設が決められました。
1回目のフィールズ賞は、1936年の第10回国際数学者会議で、フィンランドの数学者ラース・ヴァレリアン・アールフォルスとアメリカの数学者ジェス・ダグラスに贈られました。フィールズ賞は数学のノーベル賞とも呼ばれますが、基本的に40歳までの若手の数学者が対象になっています。
戦争で中断されていた時期もありましたが、フィールズ賞は4年に1度開催される国際数学者会議で2~4名の数学者に授与されています。2022年までの受賞者は71名。日本人では小平邦彦さん、広中平祐さん、森重文さんの3人が受賞しています。
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