そんな年末だからハムカツから作りましょう(予定→消化した)
ハムカツサンドの、気の利いたうまいやつを喰らう機会があり、腹がへっていてついむさぼってしまった、再現したいくらいうまかったので、ハムカツの作り方というものをググるという、人生において初めてのことをした。ハムカツをわざわざ作ろうという気にもいままでなったことがないし、この先もありそうに思っていなかった。それでも作ろうかなと思わせてしまったサンドイッチに出会ってしまった。
ハムカツのことなど、めったに頭にないのだが、そのハムカツサンドは見た目からして軽やかでメリハリがあり、そんじょそこらの、水分をもてあましぼよんと膨れかけてしまっているような、だるいハムカツ色をさらしていなかった。うまいものは見た目でたいていはわかるではないか。
ハムカツに寄り添って挟まっていたのは細く短いみじん切りにされたキャベツの、いい塩梅に混じった上品に白さ際立つポテトサラダ。ハムカツの片側には深く濃いどろソースが塗られていた。それがサンドイッチの切り口からうかがわれた。この色合いを想像してみれば軽やかでメリハリといった表現にもご納得いただけるのではないかと思われ。
バターの香りがしたから、バターも塗らないといけないな。
わたしはハムカツサンドを作りたい。つか再現したい。コーヒーを淹れて、きっと。
いいなと思ったら応援しよう!
