忘れっぽい私や誰かのための短い読書 9

ペレ兄弟の建築現場で、私はコンクリートという素材と、そのコンクリートが「要求する」革新的な形態を目にしました。この8ヶ月間、パリは私に叫びつづけています。「論理、真実、誠実、過去の芸術に対する一世代前の夢。目を上げて、前へ進め!」
 一語一語、言葉の意味をはっきり示しながら、パリは私にいいます。「おまえが愛したものを燃やせ。そして燃やしたものをあがめよ」、と。
 ル・コルビュジェの手紙から

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