アラ

独身社会人です。推し活が生きがい。思ったことを綴っていけたらと思います。

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マガジン

  • 推しを求めて5泊6日の旅

    6月に行った推し活旅行について綴っていこうと思います。 楽しかった、凄く。

最近の記事

推しを求めて5泊6日の旅その3〜そらをとんだわたし〜

 カプセルホテルで私は己の睡魔と闘った。  ホテルの寝床の居心地は良かった。寝る前に浴びたシャワーも問題なし。問題だったのはチェックインの時に受付のお姉さんに言われた言葉だ。 「アラームはつけないようお願いします」  思わず聞き返してしまった。同じ事を言われた。  私は今回で飛行機に乗るのが3回目になる。1回目2回目は前回の熊本旅行の往復によるものだ。その時1回目も2回目も出発時刻がズレた。私はこの時「飛行機とは時間通りに動かないものなのだな。ということは少しでもはやく空港

    • 推しを求めて5泊6日の旅 その2〜お久しぶりです夜行バス〜

       6月3日深夜。私は駅のバス乗り場に立った。  推しに会いに行くためだ。  推しについては「その1」で記載した通り。だが、今回の旅を計画している途中、別の推しのイベント情報が入ってきたのだ。 さて、これを読んでいる方は ヒプノシスマイク をご存知か?  3人でチームを組んでラップバトルを繰り広げる主に木村昴氏や浅沼晋太郎氏等有名声優が演じている奴である。このコンテンツにも私の推しがいる。詳しくは書かないが、私が好きなのは紫チームでその中でも推しなのは弁護士である。弁護士

      • 親子【短歌】

        嫌いだよ 殺したいほど 憎いけど 繋がっている 娘と父親 年老いて キャッチボールを した日々を 忘れても忘れねえからな 分かってた 帰りの遅い 父親が 誰のために 働いてたのか #短歌

        • オチも何もない話

          楽しくない話をします。 たしか一昨年の秋頃だったと思う。  猫の死体を見た。  朝、仕事に行く時だった。日中は車も人も全く通らないが、朝と夕方の通勤と退勤の時間は通行量がとてつもなく増える。その日も私は車の多さに減滅しながら歩いていた。  ふと車道に塊がみえた。最初は石かと思った。それでなければ、トラックの荷台から落ちた何か。だが私が職場に向かって歩くに連れて、その塊が何なのかはっきりと見えてきた。よく見るとその塊の下には赤黒い液体が小さく広がっている。  そして私はそ

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        • 推しを求めて5泊6日の旅
          3本

        記事

          推しを求めて5泊6日の旅 その1

           皆さんには「推し」という存在はいるだろうか。今のちょっとしたブームにもなっているこの文化、1人や2人推しがいるのか当たり前と言っても過言ではないだろう。ちなみに推しという言葉の正しい意味を調べたら推しが1人や2人や3人いるのはちょっと違うみたいですがスルーします。とにかく「応援したい人、キャラ、コンテンツ等」的な意味で。  私にももちろん推しがいる。たくさんいる。非常に困る。何せ推し活とは金がかかる。  元々、私は小説や漫画を読むのも音楽を聴くのも映画を見るのもゲームをす

          推しを求めて5泊6日の旅 その1

          父と病気と呪いの言葉

           父は鬱病とアルコール依存症だ。あと元癌患者。  鬱病の原因はおそらく仕事だ。癌を患い、仕事の部署が変わり、降格もした。いままで外に出てバリバリ営業していた男が、事務仕事だけをこなすことになってしまった。大好きなスポーツも制限され好きなように動けない。  父の苦しみは分からない。分かろうとはしたが、結局私は父ではないから分かりたくても分からないのだ。きっと私には想像できないくらいの苦しみを彼は抱えているに違いない。  だが、それでも、私は父を、許せない。  アルコール

          父と病気と呪いの言葉

          出会いの瞬間(tacica)

           好きなアーティストがたくさんいる。  私は昔からバンドの曲を聴くのが好きだ。J-POPも聴くしHIPHOPも聴く。洋楽バンドも好きだ。  友人らに好きな楽曲について語っていると「どこで知るの?その人たちテレビに出てないじゃん」と言われることがよくある。正直それでもいいとも思った。知ってる人だけ知っていればいい。有名になり音楽テレビ番組のよろしくない音響で変な音を響かせるくらいなら、ライブハウスで聴けるだけでも構わない。まぁそれだとアーティストにお金が入らないのでほどほどに有

          出会いの瞬間(tacica)