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創作意欲note memo-03

僕は、実感が無い、手ごたえが無いことに対して納得いかないたちである。

物として、手で触れられるということに対してかなり執着心があるのだ。

だから僕は、今の時代を「実感の無い時代」と、とらえようと決めた。

「手で考える」と言う言葉は自分にとって腹落ちする言葉である。

簡単に言えば、アナログ派の時代遅れな考え方なのである。ここまで実感、実態が伴わないと言うか、頭の中だけで完結してしまう時代ってあったのだろうかと感じることが多い。

たとえば、このnoteもキーボードで打っているが、紙に手で書くという物理的な行為の面で見ると、全くと言っていいほど違う。それは当たり前だ。

しかし、その当たり前は、人間の創作に影響していないわけが無い。

僕は、自分の脳が手と連動していることは間違いないと確信している。

結局、脳の中でこねくり回しても出てくるのは妄想でしかないのだ。

だから僕は、手から何か物質を出したいのである、えんぴつの黒鉛を紙に擦り付けるでもいいし、ナイフで木屑を撒き散らしてもいいし、フィジカルとしての手ごたえのある行為をしたいのである。



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