【かわうち高塚高原ヒルクライム2024年】年代別・総合1位【レースレポート】
■使用機材
SL8(エスワ)
Drive40D
アジリストライト25c
サイコン、カメラ除いた重量で6.5キロ
■自分
体重60kg(恐らく)
アップ時の感触は悪くない
1日だけ禁酒した
サウナで週2回ほど水抜きしたが、59kgを下回らず
■要点
①序盤はRYO先生に全引きしてもらった
②序盤古川さんが頭1つ先行してた
③6キロ地点(坂開始)で徐々にあげていった
④中盤は激坂は無いもののしんどい展開
⑤古川さんと自分が抜いたり抜かれたり
⑥でも古川さんの方が自分の前を走る時間が多かった
⑦途中20代クラスの選手と、コスプレクラスの人とパックに
⑧激坂区間が1箇所だけあった
⑨騙し討ちの大やらかし
⑩フィニッュまで
■詳細
①RYO先生の平坦引きが絶妙だった。
こんかい総合1位を取れたのは、紛れもなく彼のおかげと断言する。
スタートならびの位置は、30代の先頭あたり。
事前に、序盤は緩めるか?りょー先生が平坦で先行して自分は集団ステイするか?と軽く話をしていたが、まあレースなんて水ものだしその場のノリで!て感じでスタートした。
個人的には2人でローテして2人とも入賞が理想だったが、そうは問屋が卸さなかった。仕方なし。
パワメの数値は見る余裕がなかったが、
感覚的に、自分の理想的な牽引をしてくれて、マジで助かった。
本当に同じチームでよかったと思える瞬間だった。
実際にゴール後にも、3位の選手の方から作戦だったんですか?と言われるほど、連携取れてるように見られてたようで個人的にいちばん嬉しかったポイントだ。
RYO先生は自身のことを過小評価している様やが、つい先日行った夏合宿の時に、間違いなく過去一上り強くなってると思ってたので安心して牽引をまかしたし、着れなかったとはいえ、総合9位、年代別では5位と実力を見せた素晴らしい走りだったと思った。
間違いなく来年富士ヒルゴールドは取れると確信した。
話が逸れたが、とにかく平坦の牽引が絶妙でよかった。
あれ以上挙げられたらツキいちがきついし、下げられても古川さんに行かれてしまうと思ったが、そうはならなかったのでさすがと思った。
テニプリの大石菊丸ペアのシンクロ状態に近い感覚になったw
本当にありがとう!!
②マークしてた古川さんがやはりつよい
昔からちょいちょいヒルクライムレースで名前をみる矢板アローズさん。
古川さんの存在も昔から認知しており、当然マークしていた。
最初ジャージがわからず途中で気づいて、うざいだろうなあと思いながらも声をかけてしまった!すいませんでした。
多分ウザかったと思うw
序盤頭1つ抜けていたのが何を隠そう古川さんだった。
しかし、集団効果はソロで走るよりも圧倒的有利なことも知っていたため、
RYO先生に後ろから差し出がましいが、
無理して追わなくていい!や、
わいらが集団コントロールしてるし、絶対このままで捕まえられる!と後ろから喧しく発言してました。
狙い通り、古川さんも単独でぶっちぎるのは難しいと判断されたようで、吸収して、6キロ以降から始まる坂に備えた。
③・④・⑤・⑥の展開
耐えどころにつきる。
事前にコースプロフィールから6キロ地点から坂がはじまることはわかっていたので、
ここは変にかち上げずに、ペースで刻むことにしていた。
先頭牽引してくれたRYO先生にありがとう!と声をかけ、先頭にでて登り始める。
ここからは耐久走で、古川さんと自分で抜いたり抜かれたりでお互い様子見しながら走る。
たしかここの区間で矢印が印象的なジャージやなぁ、あっ!アローズ!古川さんじゃん!と気づき、
古川さんですか!通りで速いわけだ!とうざいながら声をかけさせて頂いたw
ここの区間は正直語ることはなく、本当にお互い淡々と走った。
後ろを見る余裕がなかったが、空気感は感じていたし、たまにチラ見した時は結構人数がいたので、この段階では当然3位入賞の確信は全くなかった。
心根はさっさと3人以下に絞れてくれと思っていたので、正直しんどかった。
ただ、去年の自分は、きついけど、淡々とペースで刻んで、乗鞍年別4位だった記憶が蘇り、5倍で踏まなくても後ろはキツイはずと信じてペースを刻んだ。
ただ、実際は5倍で進行していた。
ぶっちゃけここは5倍でいかないと、古川さんからふるい落とされると思っていたのでいい判断だったように思う。
メンタルとフィジカル面でいえば、まだこの段階ではフィジカルで耐えられたのでその点はよかった。
今年の乗鞍のようにメンタルやられるとパワー出す所の話じゃないので…
⑦ペースで淡々と走ってると、20代選手とコス選手を吸収
サツキのコスプレという方を吸収。
めちゃくちゃ空気抵抗受けてるのが見てわかる。
しかしこの方、なんと35分代で優勝している。
ヒルクライムといえ、空気抵抗は点滴だ。
その中でこの走りは強いと思いました。
更に、201の選手だった思うが、を吸収した。
思わず20代の1位ですか?と声をかけてしまったが返事がなかった。
相当話しかけた俺がウザかったのだろう。本当にすいません…。
そんな感じで先に出走された選手立ちを吸収しながら先へと進んだ。
⑧激坂区間
あきらかにこのコースで一番の激坂だろうという区間があった。
乗鞍でもちょいちょいあるし、これまでのレースでも激坂区間で無理に勝ちあげても垂れるだけなので自分としては、こういう区間はひたすら上げすぎないことを念頭においている。
今回もペースで刻むことにした。、
古川さんもここで急に勝ちあげてちぎる体制でもなかったようなので一安心。
自分もそうだし、古川さんの呼吸もだいぶ荒くなってきている。
ここは踏ん張りどころだと気合いが入った。
正直この区間はフィジカルよりも、メンタル面で耐えた。
序盤絶妙な牽引をしてくれたRYO先生に報いるため、
富士ヒル乗鞍と不甲斐ない自分の走りを変えたいという気持ち、
来年に向けて弾みを付けたいという下心
いろいろな感情が渦巻いていた。
でもやはり一番は、チームメイトのRYO先生がいたからこそ取れた1位だよ!といってあげたい一心だった。
少し脱線するが、6キロで俺を発射してくれたRYO先生が、
多分そうだろうなと思うが、ブラックペアン2の天城先生の真似して「後は頼んだよ」と言ってたのが個人的に受けてたw
違うかもしれんがw
と言った感じで、もうメンタル走をしていたのがこの区間だった。
ソロ参加だったら多分普通にちぎれてた。
まじでメンタル重要!
他にも、これまでのキツイトレーニングも頭をよぎらせて、もっときついことあったやろ!と自分にはっぱをかけたりもした。
⑨・⑩騙し討ち、そしてゴール
これは本当に古川さんに申し訳ないことをしたという大反省点。
残り一キロくらいだろうか?
の地点で、緑色のスリップ防止のゴムカーペットを、
ゴール地点と自分が勘違いし、
謎のよっしゃー!ゴールだぁ!みたいに叫んでしまった。
これに反応して古川さんがふみ辞めてしまったのだ。
でも、近くにいたスタッフの方が、ここから路面悪くなります!との発言で、ここがゴールでないことを知る。
その瞬間血の気が引いた。
やべぇ、やらかした!!
それから流石にこれでゴールしたら古川さんに申し訳なさすぎる!と思い、ペースを緩めて少し待った。
そしたら、アスリートクラスのエイジさんが左からあがってこられたので、
自分も反応してゴール前でスパートをかけてしまった。
これは本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいになりました。
この場を借りて改めて謝罪致します。
申し訳ありませんでした。
それからフィニッシュし、入賞した
古川さん、渡部さんとお互いをたたえながらおしゃべりをさせて頂いて幕を閉じました。
■総評
正直総合1位とっといて、卑屈すぎるだろ!と思われるかもしれませんが、
今回の勝利はソロ参加ではありえませんでした。
献身的にに引いてくれRYOくん、
ほとんど自分の前を牽引して圧倒的存在感を見せつけた古川さんの存在、
この2人がいなければ無理でした。
来年参加するかはまだわかりませんが、もしそうなるなら、
個人でも通用するような強い走りができるように精進したいと思いました。
また、前日に路面を掃除して頂いたり、アットホームなイベントにしたいという運営様の心遣いもありがたいという思いです。
かなり書きなぐりかも知れませんがこれにてレースレポートを絞めたいと思います!
参加された皆様本当にお疲れ様でした!
明日のライドイベントも楽しく走りたいと思います!