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【Elin】あなたはこのゲームの虜に…#16

「Elin」では複数のギルドに加入できる、と気が付いたのは最近のこと。
前作では同時所属ができなかったので、思い違いしてました。

そんなわけで、今回はギルド巡りです。


◆ スクランブル交差点の中心で金を叫ぶ


この世界に存在するギルドは4つ。
「戦士」「魔術師」「盗賊」「商人」

現在のところは「戦士ギルド」に加入済みで、
日々レアモンスターを殴って貢献度を上げています。

なので、今回見て回るのは、それ以外のギルド。

まずは、こちらの「商人ギルド」からお邪魔してみようかなと。

「ミシリア」の南に位置するこの場所ですが、
商人ギルドだけの土地なんですね。贅沢。

「戦士ギルド」は、街の中に構えていましたけど、
まさかマップひとつ丸々ギルドとは、さすが商人。

早速、中に入って加入条件を確認。

とっても、けばい 品のよさそうなギルドマスターが、
加入条件を教えてくれます。

チラシを街中で配れ?

商人に必要な度胸を付けろ、という事でしょうかね。
ただし、そのチラシは自腹で購入しろと。

なんか自爆営業する郵便局員みたいな気分ですね。

秘書NPCから年賀状……ではなくチラシを50枚購入して、
ミシリアでばら撒きを開始します。
まぁ、ばら撒くというか、NPCに投げつけるわけですが。

さくっと配り終えてクエスト進行具合を見ると、27/50枚。

おや?50枚投げつけたはずだが?
受け取ったNPCが、関心を示すとカウントされる仕組みとか?

リアルだな。

ティッシュ配りのバイトで、通行人が受け取ってくれないと、こんな気持ちになるんでしょうか。

小さな傷を心に負いつつ、追加購入したチラシを通行人にぶつけて、クエスト完了。晴れて商人となりました。

ギルドへ所属した効果としては、
店への投資がお得にできるらしいです。

・・・

◆ 裏の裏は表


「商人ギルド」の次は「盗賊ギルド」にこんばんは。

早速ギルド内部にお邪魔します、と言いたいところですが、
こちらは入り口が通行止めされています。

しかも、加入条件がカルマ値-100なんですよね。

たまに寝ているNPCを蹴飛ばすことで、
カルマを順調に減らしていますが、未だ足りない感じです。

でも、どうしても入りたい。
何故ならロックピックが欲しいから。

鍵のかかった宝箱が手元にいくつかあるのですが、
最初にもらったロックピックは底をついてしまいました。

でも、各街の道具屋を覗いても、なかなか販売していないんですよ。
「鍵開けに使える道具」なのだから、当たり前か。

そんなわけで、盗賊ギルド侵入のために裏口へ。

ここは、奴隷競売が行われている屋敷。
その小部屋に盗賊ギルドへ続く裏口があるんです。

貧民街である「ダルフィ」に似つかわしくない調度品の数々。
そしてギルドへの裏口。

まぁ要するに「盗賊ギルド」と "ずぶずぶ" ってことです。

さぁ、生首が浮かんでいることには目を背けて、
水の中の裏口へ沈みましょうかね。"ずぶずぶ" 。

特に問題なくギルド内に侵入成功。
施設内の盗賊たちにも出会いましたが、特に敵対しません。

裏口から入っても、安全に内部を物色できる模様です。

これはあれかな?

「うちの裏口を見つけて、しかも侵入するとはやるじゃねぇか。最低限の胆力だけは認めてやってもいいぜ」とか、そんな感じで裏社会特有の実力の認め方というやつかもしれません。

ありがたく見て回りましょう。

目的のロックピックを発見&購入!
"それは盗品だ" の属性がついていますが、気にしない。

人の命すら軽い世界ですし、盗品程度で臆することはありませんよ。
実害もなさそうですしね。

ついでに、何か目ぼしい物はないかと回っていると?

「窃盗」の技能を発見。

これまで、品行方正に生きてきた?冒険者人生ですが、
そろそろ裏の技術も会得しますか。

というか、これが無いとカルマ消費するのも不便そうですし。

「盗賊ギルド」への加入は叶いませんでしたが、
なかなかに益のある訪問でした。

次は正面口から入れるように、これからは非合法な仕事にも励みます。

・・・

◆ 表の裏は闇


最後に魔術師ギルドにもお邪魔します。

こちらは特に目的がないのですが、
加入条件が簡単だったので、ついでということで。

ちなみに加入条件は「アカデミーの推薦状」を手に入れること。
これは色々な街の魔術師が販売しています。

金銭で購入できるので、全然 "推薦" 状ではないのですが、
まぁそれで解決できるならそれでよし。

内部は講義室、図書室、研究室?と魔法学校的な雰囲気。

残念ながら、4つの寮や、それを組み分ける帽子はなさそうですが。

全体的には「盗賊ギルド」と違って、
正しく表のギルドという印象です。

内部のNPCも魔術師・魔法屋・癒し手が多く、
多数の魔法書やスクロールが販売されています。

魔法を使用するクラスを選択していた場合は、
このギルドへの参加は必須でしょうね。

……私のクラスですか?

ええ、「陰陽師」ですよ。

魔法は使わないのかって?

そうですね。
主に上腕三頭筋から繰り出される魔法を使用しています。

でも、それには魔法書は必要ないんですよ、ははは。
はい。

ギルドの中には庭園のような場所もありますね。
ただ、憩いの場というより、研究のための植物育成な雰囲気。

奥の青い樹木も、確か「ナイミール」の奥地で見かけたような気がします。

完全に同一かは分かりませんが、
エーテルについての研究もしているんでしょうか。

だとすると、危険な領域に手を出している気もします。
このギルドもちょっと怪しく思えてきました。

ギルドマスターにもこんにちは。
なんというか、想像通りの排他的な人物です。
物語で言うと、主人公になぜか難癖をつける敵方のキャラクター。

各ギルドのマスターはユニークNPCですが、
多少はストーリーやサブクエストに関わるんでしょうかね?

正式版に期待しましょう。


さて、そろそろお暇しようかなと思ったところ、
ギルドマスターの部屋内で突然ピロンと効果音。

ダンジョン内でもないのに、何か探査で引っかかった?

で、よく見ると壁に不自然な通路が。

隠し通路ですか。ちょっとワクワクしますね。
奥に進むと、水路につながっています。

そして、ごみ箱と、何かの骨と、肉塊が。

これは……臭いますね。
いや、水路だからではなく、怪しい感じがするという意味で。

表向きは魔法学校の要素を詰め込んだギルドですが、
裏では何をやっているのやら。

そして、さらに奥まった小部屋に入ると……

やってますね、このギルド。

生首、骨、そして魔法陣。
明らかに人体実験の跡ですよ。

どうせ、真理に到達する犠牲とか言って、
何とかの石を作るために、人を材料にしているんでしょう。

残念ながら、私は陰陽師であっても錬金術師ではないので、
このギルドの悪行を止めたりはしませんが。

思えば、私もギルドに参加した以上、組織の一員ですしね。
薄暗い部分も、見て見ぬ振りが社会で生きるコツです。

何だったら素材集めくらいは協力しましょうか?
代わりに試作品でもよいので、赤い石くださいな。

ギルドマスターとそんな交渉ができれば良いな~
とか思いつつ今回はここまで。

次回くらいで、いったん区切りとしますかね。
ではまた。

画像の出典:
「Elin」ゲーム内スクリーンショットより

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あらびど
読んでくださって、ありがとうございました! 貴方に ”良き時間” が提供できていれば幸いです。