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【Elin】あなたはこのゲームの虜に…#15

前回はおふざけが過ぎたので、今回はまじめに進めます。
たぶん、おそらく。

遅々として進まないストーリーとか、
過去の流れは、マガジンからどうぞ。


◆ ピンク色の炭鉱入口


雪も溶けて畑が使えるようになったので、懐も暖かくなってきました。
そろそろ放り出していた「ヴェルニース」を整地しましょうか。

以前『ロイテル』から土地の権利書を受け取ったものの、
その場では取得を保留していた「ヴェルニース」の土地。

拠点を増やしてもデメリットはないらしいので、
実はこっそり取得していました。

しかし、野原の拠点も不十分な状態なのに、
こちらに手を出せるわけもなく。

現状は……

ゴミ屋敷ならぬゴミ拠点。
ひっどい状態ですね。

というか『ロイテル』よ。
仕事がないなら、せめてゴミ集めくらいしてくれ。

仕方がないので、まずはゴミ片付けです。
ただ片付けるにしても、段差が邪魔で仕方がない。

炭鉱だから凸凹しているのは当たり前ですけどね。
でも生活するには不便です。

サクッと設定ボードでならしましょう。

はい、すっきり!

炭鉱の名残は、線路と坑道入り口だけになりました。
ちょっと平坦にしすぎたかな?

ま、高低は後からも弄れるのでいいでしょ。

こうやって、広々とした平地を見ていると
心まで広くなりそうです。

炭鉱の入り口だってほら、こんなにもスッキリ!

……ん~。
この入口どこにつながってんの?
背後の鉱山なくなったじゃん。

あぁ、もちろん炭鉱には依然として入れます。
だから入口は確かにどこかへ通じているんですよ。


ま、仕組みなんて分からなくても使えればいいか。

"〇こでもドア" だって登場人物が仕組みを知らなくても、
当たり前のように世界中につながりますしね。

この入り口にも、きっと未来技術が使われているんです。
いや未来ではなくて、過去の遺失技術かな。

この世界では、何度か文明が崩壊しているらしいので。
きっと過去に超文明があって、その技術が転用されている、と解釈しましょう。

失われた文明の技術が使われた炭鉱の入り口。
名付けるなら、そうですね。"どこかへ炭鉱" とか。

……奴隷労働で送られそうな名前ですね。

最後に初期拠点を隣に引っ越して整備終了。
これで拠点間の行き来も楽々です。

・・・

◆ ミダスの手


街から街へ依頼をこなしていると、
形容し難い音が鳴りました。ゴリッ。

エーテル病ですか。
一度目は、初回特典サービスでエーテル抗体ポーションが送られてきたので即治療しましたね。

二度目はギリギリ許容範囲内の変異で放置してました。

さあ、三度目の変異は?

これは無理。

「エーテルの滴る手」です。
毒耐性は良い効果なんですけどね。
"触れたポーションが毒化" はちょっと。

最初のエーテル病も「ポーション中毒」でしたので、
ポーション関係の変異に縁があるようです。

さて、この症状ですが、
説明にある通りポーションを手に入れると毒化します。

店売りしている普通のポーションも……

購入すると未識別ポーションに変化します。
ちなみに鑑定してみると?

レア素材でした。
意外とうれしい変化じゃないか。

希少ポーションを収集するのに一役買うかと思ったのですが、
"毒系" の属性がある一部にしか変化しないですね。

そうなるとやはり治したい。
ここはやはりエーテル抗体ポーションをどこかで手に入れて……

ん?
エーテル抗体"ポーション"

変異治療にはポーションが必要

ポーションは手に入れると毒化

毒化を治療するにはポーションが必要

ポーションは手に入れたら毒化

以下∞ループ

……この変異って治せないのでは?
いやいや、まさかね?


販売しているポーション類を全て買い込んでチェック!

そして結果!

毒化するのは確率っぽいかも。

確証はないですが、変化せずにアイテムコンテナに入るポーションもあるので、そう判断しておきます。

さすがに、この深刻さの変異が治療不可ということはない、と信じてエーテル抗体ポーションを手に入れる旅路へ向かいます。

・・・

◆ 治療できない病もある


エーテル抗体ポーションを手に入れるため、各街を巡礼へ。
と思ったのですが、ある場所で景品として見かけていました。


それは、現世の苦難を忘れられる場所。
それは、日常から離れた煌びやかな世界。

たくさんの人に夢と希望と、現実逃避を与える遊び場。

フォーチュン・ベルです。

確かこの場所で交換可能な景品にあったはずなんですよね。
受付のNPCさんに話しかけて、さてさて?

ありますね!
3,000チップというのが高いのか安いのか。

確かマスコットが販売していたチップレートだと、
1チップ20オレンなので、換算すると60,000オレンですね。

結構お高い。

買えないことはないですけど、
せっかくですし種銭をカジノで増やしましょうか!

……いやいや別にギャンブルが好きなわけではないですよ?


まずは雪プチをバスケットゴールに入れるゲームから。

早速チャレンジしてみると、なるほど。
成功するとチップ倍率が上がる仕組みですか。

得意な人なら意外と簡単にチップが増やせるかもしれません。
運要素がないGood。

ローリスク・ローリターンなゲームといったところ。

でも私のリズム感覚ではリターンが絶望的です。
このゲームでチップを増やすのは断念。

次のゲームへ。

やはり、カジノといったらスロットですよね。
シンプル is ベスト。

リールが滑るような感覚が少ないので、
もしかしたら目押しも可能なのかな?

でも私の動体視力では……以下略。

そういえば、Elinのパラメータには"運"がありますよね。

これもスロットに反映されるなら、
成長した冒険者こそが、最強のギャンブラーということに。

現実でも欲しいですね、運の数値化が。
そんなことを考えながら、無心でスロットを回し続けます。

目標にコインを入れてスイッチ……じゃなくてレバー。

え?

モンスターでも入り込んでいたのかと思ったのですが、
どうやらミニゲームでスタミナ消費する模様です。

ここまで稼いだチップがパーとなりました。
思考停止で回すのも結構危険ですね。

気を取り直して、次のゲームへ。

ブラックジャックです。

確かディーラー有利なゲームですけど、
カードカウンティングができればプレイヤーにも勝ちの目があるゲーム。

もちろん私にカウンティング技術はありませんが、
しかし代わりに、それをも超える技能があります。

そう、セーブ&ロードがね!

いつの間にか、チップは10,000を超えました。
目標の3,000には十分です……が。

……もうちょっと。
もうちょっとやりましょう。

いやほら、今後も厄介なエーテル病が発現するかもしれませんし?
エーテル抗体ポーションは在庫を持っていたいですし?
つまり、未来に対しての投資的な意味のある行動というか?

大丈夫、大丈夫。
まだ依存症じゃない。


……x時間後


あぁ、堪能しました。
脳内にドーパミンが溢れ出すこの感覚こそ生きてるって感じますよね!

えーと、この場所には何しに来たんでしたっけ?

そうでした。エーテル抗体ポーションですね。
チップは100,000以上あるので、余裕ですよ。

ついでに最も高い「枕」もゲット。
睡眠中のレシピが閃きやすいそうです。

良い夢が見れそうになったところで、今回はここまで。

ではまた次回。

画像の出典:
「Elin」ゲーム内スクリーンショットより

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あらびど
読んでくださって、ありがとうございました! 貴方に ”良き時間” が提供できていれば幸いです。