天才が憑依した!悪ノリが過ぎる手塚パロディ漫画に涙が止まらない
手塚治虫先生は、言わずと知れた漫画の神様です。
小学生の時に学校の課題図書で「火の鳥」を読んで以来、手塚先生の漫画にドハマりして貪り読んでいました。
手塚先生の漫画のおかげで子供ながらに「生とは?」「愛とは?」としみじみ考えさせられたり、感情の引き出しにある種の「余韻」のようなものが形成されたような気がします。
先生の没後30年以上経ったある日…
通勤電車で無料漫画を読んでいた時のこと。
「こんなブラックジャックはイヤだ」という漫画が目に止まりました。
あれっ…ブラックジャックって、ハエ叩き両刀で持ってキメ顔するシーンとかあったっけ…?
ブラックジャックがレシピ紹介してる…
手塚キャラ達が「Twitterのブロックされた」とか、「パリピ」とか言っちゃっている訳です。あの手塚先生の作画のまま。
手塚先生がこの世に蘇りおったでェェェーー
私は村の神殿を司どるババ様のような気持ちになり、LINE漫画の無料配信で読みきれなかった分の漫画をAmazonで購入し、子供の頃のように貪り読みました。
めちゃくちゃ楽しいし、そして何よりも手塚先生の作品がボケとツッコミと共に現代に蘇ったのです。嬉しい…(*ノ∀ノ)
神の娘が認めた…
この漫画を描いたのが、「つのがい」さんという方だということを、私は初めて知りました。
・幼少期から絵を描くことが好きであったが特別に絵の勉強をしたことはなく、
・仕事の合間に絵を描く練習をしていた時に模写の題材にしたのが手塚治虫作品だった
・「ブラックジャック」を好んで描き、Twitterに投稿したところ広く拡散され、
・その評判が手塚るみ子の聞き及ぶところとなり、Twitterにダイレクトメッセージが届く
・手塚プロダクションから正式に作画チームにスカウトされる
ーWikipediaより
まさに「神の子」である手塚家の長女・るみ子からDMが来るなんて、漫画界のシンデレラストーリーかな。
む、胸が熱い…
手塚先生が生きていたら、こんなコラボが存在していたのかな…とオバちゃんウルウルしてきちゃいました( ;∀;)
つのがいさんは手塚プロの公式イラストレーターとして、AI+人間で作られた手塚先生名義の新作漫画「ぱいどん」の作画も担当しています。
まとめ
「ぱいどん」を読んでみましたが、やはり作画のクオリティが素晴らしく、手塚先生の作品として全く違和感がないものだということは、つのがいさんの功績によるものだと感じました。
つのがいさんと手塚プロのお陰で、これからも手塚先生の作品に触れることが出来てとても嬉しいです!