サピエンス全史をかる〜い感じでまとめてみました(第9章)
なんだかんだでサピエンス全史をがっつりまとめているnoteです。
ふわっとかるーい口調でまとめているので、お気軽にお読みください^ ^
さて、今回から第3部に入りました!
人類の統一の話になります。
第9章は序章と言った感じですね。
第9章 統一へ向かう世界
神話と虚構により、所属する社会の「特定」の規則を守るという人工的な本能が生み出されました。
それにより「文化」というネットワークができ、効果的な協力体制が可能になりました。
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文化は矛盾とともに、絶えず変化している
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20世記前半の学者たちは「文化は永遠に不変」だと言っていました。
現在では真逆で、文化は環境変化や近隣の文化交流によって「絶えず変化している」と言われています。
人間の生み出した文化は、矛盾に満ち溢れています。
ですがそいうった矛盾に折り合いをつける過程の中で、文化は豊かになっていきました。
例として、中世ヨーロッパの貴族による信仰が挙げられています。
騎士たちは、暴力と贅沢を否定してる「キリスト教」と、戦場での武勲こそを第一とする「騎士道」の両方を信奉していました。
確かに矛盾してますね(・ε・`*)
この矛盾を解決すべく、貴族や聖職者、庶民がせっせと取り組んだなかで、文化は変わっていきました。
十字軍の遠征により、戦場での武勇と宗教的献身というキリスト教と騎士道の理想を一度に立証でき、軍事的宗教団体の創設にもつながりました。
さらにはアーサー王や祝杯の物語といった、芸術や文化を生み出しました。
「アーサー王伝説」はヨーロッパの中世から現代にいたるまで、文学だけでなく絵画や彫刻、音楽、オペラ、映画など、様々な分野に影響を与えた物語ですが、
善きキリスト教徒が最高の騎士になることを証明しようという試みだったんですね。
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矛盾がない文化なんてタイクツ!
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中世の文化がキリスト教と武士道との折り合いをつけられずに試行錯誤していたのと同じように、現代は自由と平等との折り合いがつけられないでいる。
そうハラリは言っていますが、むしろ矛盾は文化の原動力とのこと。前向きにとらえていいんですね。
思考や概念や価値観の不協和音によって、私たちは考え、再評価し、批判します。これを「認知的不協和」といいます。
認知的不協和は人間の心の欠陥のように思われることが多いですが、そうではなく、実は文化にとってスパイスの役割を果たしているのです。
異なる文化について理解したい時は、その文化の二つの「規則」や「標準」同士が衝突している部分について調べるとよいそうです^^
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視野をひろくして初めてわかる歴史の統一
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文化は絶えず変化しているわけですが、この変化には規則性があります。
巨大文化は統一されていきます。
何千年もの間に、単純で小さな文化は少しづつまとまって、大きく複雑になってきました。
とはいえ一見、文化は多様化しているように見えます。巨大文化にまとまるたびに、別のところで分裂して増えていっているのではないか?
キリスト教は何億もの人を改宗させましたが、同時に無数の宗派に分裂しましたよね。
ですが、めちゃくちゃデカい視点で歴史を見れば、文化は統一にむかっていることは歴然なんですって!
鳥の視点だとまだまだ甘くて、宇宙のスパイ衛星くらいの視点を採用しないと分からない
だそうです(ノv`*)
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もはや純正なものなどない
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地球は、独立して存在する無数の人間社会の集合体だと言えます。紀元前1万年ごろは何千もの社会がありました。
ですが紀元前2000年には数百まで減っています。
そしてさらに激減し、人類の9割はアフロ・ユーラシア大陸、残りの1割はアンデスやオーストラリアなどせいぜい4つの世界になっていきました。
今ではほぼアフロ・ユーラシア大陸に飲み込まれ、人類のほぼ全員が国際的な規格や制度の中で生きています。
この単一グローバル文化は、「単一」とはいえ多種多様な人々や生活様式の影響を受けています。
外部の影響を逃れた古代の地元の伝統から成る「純正」の文化などもう残っていないのです。
文化が違う人同士が口論するときでも、同じ概念を使って口論するし、戦争しても同じ武器を使います。正真正銘の文化の衝突などほとんどないと言っていいでしょう。
アメリカの先住民が馬に乗り始めたのは、ヨーロッパの侵略者の影響らしいです!
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グローバルの行末とは...
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じつのところ、自分が属する種全体の利益に導かれている社会的な動物はいない。
「よーし!全員まとめて俺についてこーい!(≡・ェ・≡)ノ」
なんて言ってる動物はいない。ということです。
ですがホモ・サピエンスは認知革命を境に、この点に関して例外的な存在になっていきます。
見ず知らずの人と協力し始めたのです。
とはいえ、身近な「私たち」の他に、「彼ら(よそ者)」の存在も常にありました。
グローバルな統一に向かって歴史は少しづつ動いていたものの、古代では全世界を統一するという「普遍的秩序」に関しては、あまり意識していなかったようです。
ところが紀元前1000年紀に、普遍的な秩序となりうる3つのものが登場します。
①貨幣(経済的秩序)
②帝国(政治的秩序)
③宗教(精神的秩序)
これらによって「私たち VS. 彼ら」という、進化上の2分法をとっぱらおうとしたのは、野心的な貿易商人や征服者や預言者でした。
貿易商人は全世界の全人類を顧客にするべく、どこでも当てはまる経済的秩序を打ち立てようとし、
征服者は全世界を単一の帝国にして全人類を臣民にしようと試み、
預言者は全世界の全人類を信者にしようと、だれにもどこにでも当てはまる秩序を確立しようとしました。
このあとの章では、どのように今日のグローバルな世界ができたのか語られていきます。
単一な秩序をつくって得したい人がいるというのはわかりましたが、ほんとに全世界が統一されたら、どうなるんでしょうね?
ほんとうの平等?ドラクエの魔王みたいな支配者に支配される?平和になってみんなハッピー?(・ε・`*)
さて次回は、みんな大好き「貨幣」の話から人類の統一を紐解いていくようです!
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