♪高校野球中継
♪ 2014年初春に、こちら桜と古墳の街に越してきて十年目。
「テレビは持たない」
パソコンで無料動画配信を時折閲覧する以外、いわゆるテレビ中継は、重大な臨時ニュースを確認するくらい。
ドラマ・映画・スポーツ中継などは、閲覧皆無同然を続けてきました。
弱視で新聞が読めないため、外部からの情報源はもっぱらラジオ。
ところが建物の構造上、AM電波がほとんど傍受できません。
必然的にFM数局が選択肢ですが、おのずと音楽番組に特化しがち。
世の中の情報をリアルタイムで確かめるには、ベストからほど遠い環境でしょう。
脚のトラブルが間違いなく回復傾向を見せ始めた、9 (WED) 頃になると、
「懐かしい感覚だな」
久しく忘れていた『退屈』の二文字が、ぼんやりと蘇った気がしました。
当時は無料開放エリアでした。
外野スタンドが無料だった、禍に呑まれる直前の数年前までは、
☆ 最低でも年に1度は訪れ、ライトスタンド中断で甲子園カレーを頬張る
お気に入りのこのルーティン、大阪を離れていた時期以外、ほぼ毎年続けていました。
当然肉眼ではボールの動きなど追えず、乱視で選手それぞれが分身の術状態なので、試合を目で追うことはできません。
それでもあの雰囲気の中に身を置くことが、理屈抜きに大好きでした。
年に一度、炎天下でこれを食べるのが楽しみでした。
高校生限定のビール販売のアルバイトが大勢、大声で広いスタンドを右へ左へ上へ下へと。
日焼けした顔につたう汗もぬぐわず、大声で商品販売に勤しむ、真っ直ぐなその姿。
女子高生との短い会話も、あくまで自然に楽しく。
彼らにとっても実社会の入口の活きた実習、貴重な経験に違いありませんでした。
アップは自粛です。
久々に画面越しに目にしたがスタンドには、あくまで私が見た限り、そのような姿が映っている様子はなく？
禍が去ったとされる今夏、高校生バイトはどうなっているのかな？
東海道新幹線の車内販売も、今秋で終了するんだっけ。
過日『創作大賞・お仕事小説部門』に投稿の拙作第三章に、1980年代当時のスタンド風景の描写が登場します。
ご興味をお持ちいただければ、お確かめいただけると嬉しいです。
8月に入っての軟禁状態、自主判断に切り替えるも、未だ継続中です。
高校野球中継、ずっと見続けてはいませんが、第一試合から室内に流れています。
ずいぶん助けられています ＜ 燃えますね ＜ 涙腺洗浄場面の連続（笑）。
プロ野球のペナントレースには興味皆無同然も、高校野球は理屈抜きで、20代の頃から大好きです。
足を負傷していなければ、リアルタイムで体験できていなかったかと。
( ; ^-^ ) 老い始めのこの時期だからこそ、若者に教えられましょう。
8/10/2023（THU）
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