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キナリ杯に投稿してみて思ったこと

先日、岸田奈美さんという作家さんの、キナリ杯という企画に参加させて頂きました。

ざっくり説明すること
岸田さんが面白い文章を読みたい&世間の皆んなに、こんな面白い文章(作家)がいるよって広めたい
っていう岸田オブ岸田な企画です。
知ってる方も多いと思いますが、知らない人で気になる方はセルフで調べてみて下さい。

最終的に投稿された文章は4200を超えて、なおかつ、岸田さんが全て読み、岸田さんが選考するという正気の沙汰ではない岸田さん、

本当にお疲れ様でした。

という事でその感想文です。

まず、生涯初めてまともに文章という物を書きました。
元々、本は好きなのですが、雰囲気が好きなだけで、読む時は年5冊程度、読まない時は平気で何年も読まないって感じです。
けど、本屋は好きでよく行くっていう、乙女チックな初老です。

それが何故、書いて尚且つ投稿までやったかというと、単純に

カッコいい、書いてみたい

と思ったから。
カッコいいと思わせたのが岸田奈美さんなんですね〜
そんな彼女がコンテスト企画をやるっていう
一丁やってみるかな
軽い理由です。浅はかですね〜

そんなこんなで、苦戦しながら何とか書き上げ初投稿。
投稿する時指震えたよ

「賞取ったらどうしょう」
「作家デビューするかも」

宝くじ買った後の、取らぬ狸の皮算用状態になると同時に

「誰も スキ してくれなかったらどうしよう」

1人でプラスとマイナスを行ったり来たりしてました。
そして、最終的に スキ をつけたくれた方は
何と、19人

ありがとうございます

嬉しすぎて、2,3日テンションが変な感じになってました。

そんな事もあり、6月3日、運命の結果発表の日

……安定の受賞ならず

本当はわかってたよ。他の投稿者達の凄さに。

という事で、改めて受賞者や気になった題名の文章を読んでみました。

いやぁ〜皆さん面白い。引き込まれる。
笑うは、泣けるは、考えさせられるは、凄いよ。

色々勉強になる所があったのですが、何故か自分が一番思ったのが

日常

でした。

上手く説明出来ないのですが、自分が引っ掛かった文章には、作家さんが日常に対して「感じ方」が良い。
日常の延長で物語があったり、事件があったり。日常が丁寧に扱われてる感じがしたんです。

誰でも体験した事がある事や、雰囲気、景色、匂い、痛さ、虚しさ、儚さ、面白さ…
それをうまく組み立てていってる。
それが難しいんだけどね。
けど、技術的な事の前に日常を意識して感じた方が良いなと思いました。

勿論、日常な事だけじゃない文章も沢山ありましたし、経験した事のない文章も沢山ありました。ただ、やっぱり日常が基本になっていると思うにいたりました。

よく、何でもない事が1番幸せだと聞くし、なんとなくそうなんだろうなとも思う。
けど、仕事だったり、家事だったり、なんやかんやで、日常を蔑ろにしてしまっている。
けど、今よりほんの少しだけでも、日常に対して意識出来たら、今より見ている景色が変わるかもって1人で納得しちゃいました。

そして、そんな日常を誰が見てなくても、ツラツラと書き残していこうかなと思ったりしてます。自分の為に。

最後に
岸田奈美さん、文章を書くきっかけを作ってくれてありがとうごさいました。

スキをくれた19人の皆様、めちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうございました。

初投稿を最後まで読んでくれた方々ありがとうございました

まだフォロワーが1人もいない弱小ですが、いつか感謝の気持ちが伝われば良いなと思います。