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陰キャと恋するインディーノベルゲームにハマった結果、二次創作シューティングゲームを作って公開した話

…わけがわからないよ!!??

はじめに

  • タイトルの通り、インディーノベルゲームにハマった筆者が、その二次創作ゲームを作って公開するまでの話

  • 技術的な話は今回は無し(続編記事で書きたい)

  • 二次創作ゲームを作るにあたって注意した点について、ちゃんと書いておこうと思って残している

  • どっちかというと備忘録。あまり役に立つ話はない。

  • こいつ…何してるんだ?的な視点で見るのが良いと思う

経緯

〜運命の出会い〜

時は2023年1月、運命の作品と出会う。

陰キャラブコメ。

(公式より)

攻略対象全員陰キャの恋愛風ゲームである。
この時点でなにそれ?と言う方、ぜひプレイしてほしい。400円でこんな物凄い作品を体験させてもらって良いの…????と言う気持ちになるので。
Android版は500円

かく言う私も某実況で見つけたので、まずはそう言うところで雰囲気見てもらっても良いかもしれない。
ただ、自身でクリアする事を激しくおすすめします!!!!ホンマに!

作品の魅力を語りたいところではありますが、記事的に本筋から逸れてしまうので割愛。
とにかくいいんだ…最高なんだ…..やってくれ…..(語彙力)

※※※※以降、一部ネタバレありなので未プレイの方はご注意ください※※※※

〜天啓〜

とにかく陰キャラブコメにハマったオタク。
勢いのままに専用のシャベッター….否、Twitterアカウントを作り、久々に作品ファンアートを描いたりして楽しんでいた。
(余談ではあるが、ここ10年くらいこんなにハマった二次元作品はなかったので、色々と新しい経験ばかりだった。世の中には神絵師しかおらんのか。)
そんな中、とある告知がTLに流れる。

「4/23、陰キャラブコメ webオンリー開催」

すごい、これが噂に聞くオンリーイベントか、、リアル参戦は流石に厳しいけどwebなら一般参加出来るなー、うん。

( お前このあとそのイベントにサークル参加するよ )

募集枠はあっという間に埋まるも、主催者様の男気でサークル出店料無料、3月いっぱいまで無限受付になった。すげぇ。
どんどん増えるサークル参加者を見て、私もワンチャン…?と言う気持ちになる。
しかし同人活動をこれまでの人生で一切してこなかった為、要領がなーんもわからず二の足を踏んでいた。
もちろん同人誌なんて作った事がないし作れる自信もない。(高校時代、漫研で校内イベント時にコピーイラスト本作った程度。しかもアナログ入稿)

しかしここで転機が訪れる。
天啓と言うべきか。

?????

何故そんなアイデアが生まれたのか。
今となっては全くわからない。
唾を避ける弾幕ゲーってなんやねん。正気か。

※ゲーム未プレイの方向けに解説すると攻略対象であるだいだいくん(大橋大河。↑の画像のアイコンのキャラ)が喋る度に唾マシンガンを飛ばし、プレイヤーである会長がそれを避ける描写があったところから発想を得たよ。

で、その天啓から8時間後、コンセプトアートを描いていた。

なにこれ


クソゲーだーーーーーー!!!!


〜とりあえずつくろう〜

一応私のバックグラウンド的な話をしておくと、こんな感じ。

  • 情報工学科出身(会長さんとだいだいくんと同じでとっても嬉しい)

  • iOS/Androidアプリケーションエンジニア

  • 個人的にもちょっとしたアプリを作ってリリースしている

  • 特に仕事でゲームを作っている訳ではない、が以前少しだけUnityの勉強はしてた

  • 絵は描くけどそんなに得意ではないし、同人活動経験は皆無

なので、同人誌出すよりもゲームとかアプリを作る方がハードルが低い人間だったりする。

故に(????)、こう思った。

「クソゲー、とりあえずつくってみっか!」

雪合戦やな


なんかできた。


コンセプトアート作成からプロトタイプ作成完了まで、約10日。
なお、その間のリアルの予定は以下の通り。

  • 唯一の週末はハッカソンで潰れている(徹夜で36時間ぶっ通し開発してた)

  • 本業のアプリリリースを控えており毎日残業していた。

  • 1泊2日で東京出張行ってた

いつ作った?????(記憶なし)

そして翌日。
サーバーをレンタルし、プロトタイプ版が無事ブラウザで起動することを確認。

いける。

そう確信した私は……

この後すぐ申し込んだ

行動はっや!!!!!!
(※ここで書いている「叡大祭」とは、陰キャラブコメWebオンリーイベント「叡大祭オンライン」のこと)

かくして、初の同人イベントで二次創作のシューティングゲームを公開する事を決めたのである。

〜つくって公開しよう〜

ゲームエンジンにはUnityを選定。
4年前とかに勉強してたのでなんとなーーく覚えているところからのスタート。

4/23まで約1ヶ月間。
なんとかなるやろ!の精神しかなかったし、実際なんとかやり遂げた。

なお、コンセプトからもう少し落として書いたアイデアシートはこちら。
(変えたところはあるけど、メインストーリーは大体この絵に従って作った)


ここから先の1ヶ月はとにかく、時間を見つけては
 絵を描き、
 素材を探し、
 プログラムを書き、
 デバッグする
という作業をひたすら行っていた…と思う。
(はじめに、に記載した通り技術的な話は別記事で書こうと思っているので今回は特に書きません)

iMacしか持っておらずゲームを作る方の作業は家でしかできないので、出張にiPad持って行って、カプセルホテルとか往復の新幹線の中で絵を描いたりね。

あ、あと忘れてたけど代休も取ってたわ。

自分のツイート見返して思い出した。3月何度か休出してた。

謎の情熱が私を突き動かしていた。相変わらず記憶はあんまりない。
愛と狂気だけがトモダチさ。

かくして、ゲーム「KOTD ~Kusoge of the Daidai~」を無事完成させ、Webオンリーにて公開する事ができた。

1週間前に制作完了していて優秀。仕事でもこうありたい。

ぜひこちらからプレイを〜とURL載せたいところではあるけれど、ゲーム自体は、記事執筆時点で既にサ終済。
(1ヶ月の限定公開と宣言していた為。その理由は後述)

参考までにゲームのサンプルとして公開していた動画を代わりにどうぞ。


あと、オンリーで初めてサークルカット作ったけど結構気に入っているのでここにも載せちゃう。(自己満足)

※画面は開発中のものです、って一度言ってみたかった。

全ては陰キャラブコメと言うコンテンツの強さのお陰で、想定より沢山の方に遊んで頂けて、また感想頂けて本当に嬉しかったです。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
ゲーム開発っていいな。

あれ…俺、初めて開発したゲーム、「飛んでくる唾を避けながら愛をぶつけるシューティングゲーム」なんだけど、良かったのかな….???

…..

ま、いっか!!!!

二次創作ゲームを作るという事について

制作を決めるにあたり、「二次創作ゲームって大丈夫なんか?」と言う疑問はあったので、最後にその点について記載を。

二次創作に明るくないので(そもそも全体を通してグレーだとは思っている)他のケースを知らないんですが、以下の2点から今回は制作&公開は可能であると判断。

  • 公式が二次創作ガイドラインを示している

  • 上記、かなり寛容に設定頂けており(感謝…)、明確にゲームについて禁止されていない

その上で、ガイドライン遵守及びトラブル未然防止の為、以下の方針を取ることにした。

  • 無料公開

  • DL形式での頒布は行わない。自サイトで管理し、いつでも消せる状態にする

  • 二次創作であることが必ず分かるよう明記

  • 期間限定公開(1ヶ月予定)のブラウザゲームとする

正直今回についてはかなり特殊なケースだと思う。
特に二次創作に言及されていない商業作品とか、ガイドラインで禁止されてる作品の二次創作ゲームは作って世に公開しちゃダメ、絶対。

制作者様の懐の深さに感謝することしかできない。
ありがとうございます…

まとめ


「どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません…」

これに尽きる。
備忘録として初めてnoteを書いてみたものの、特段得られるものはありませんでした。
あの時の私はどうかしてたんや。と言うことだけが確か。

そんな開発までの経緯はさておき、いざゲーム開発するにあたってどう言うツールを使ったか、とか初心者がUnityでゲーム作る時に詰まった点などの技術的な話はしたいなと思っているので、別記事に書こうと思います。→書きました。
ストーリー決めとか素材選びとかも語れたらいいな。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
(初noteな上に、文章書くの苦手なのでハチャメチャに読みづらかったかと思われます…)

それでは最後にご唱和ください。

陰キャラブコメ最高ーー!!


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