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デザイナーのキャリアマップ:経験値とスキルを7つのステージで考える

以前のエイクエント ブログで、デザイナーのキャリアパスを3種類 ー 1) 専門職/スペシャリストタイプ、2) マネージャー/エグゼクティブタイプ、3) コンサルタントタイプ ー に分けて紹介しました。

ポジションからではなく、経験年数や知識量からキャリアを考えるもうひとつの方法、それが「デザインキャリアマップ」です。

キャリアマップは、6つ(or7つ)のそれぞれのステージで、どんなデザインスキルや経験を得ていくかを想定しています。

デザインキャリアマップ

このマップは、マネージャーやスペシャリストなど、自分が何になるかを決めるものではなくて、各レベルで持つべき経験・考え方の一般的なレベルを説明するものです。

キャリアレベルの解説

Start (0 years)

デザインについて大学や専門学校、オンラインやデザインブートキャンプなどで学んだ新生デザイナーが、プロとしてのキャリアをスタートさせる段階

Change (0 years)

新人デザイナーの多くは転職組です。彼らのデザインキャリアは、新卒や若手とは異なり、すでに10年程度社会人として働いてきて、家族や経済的な責任を負っており、そういった責任感も意思決定に影響を及ぼしている

Learn (0 – 2 years)

プロのデザイナーになるために、技術の習得と応用、色々な(基本的な)プロジェクトで他のメンバーと協働しながら吸収する時期

Build (2 – 5 years)

学んだことを基に、自分自身と自分の強みを理解し、できるだけ多くのプロジェクトに参加して経験を積む

Establish (5 – 10 years)

選んできた分野の中で自分自身を確立し、独立、スペシャリスト、マネージャー、コンサルタントといった自分のこれからの道を(今のところの)決めていく段階

Stretch (10 – 20 years)

周囲に適応させながら自分のキャリアを確立させ、羽ばたくステージ🕊

Grown (20 plus years)

この最終段階では、デザイナーは自分の提供するものに確信を持ち、深い専門知識があるだけではなく、仕事の仕方によっても自分の価値観を表現できる👩‍💻

では、これらのステージは、あなたのデザイナーとしてのキャリアにとってどのような意味を持つのでしょうか?

例えば、入社3年目のデザイナーは、専門性を高めるか、それともジェネラリストにとどまるかを考えている人が多く見られます。ステージが進むにつれ、自分のキャリアを振り返り、これまでの役割を見直し、次のステージに向けてどのポジション(会社でマネージャーとして進むか、スペシャリストになるかなど)が自分に合っているかを決断する時が出てきます。

ステージによって、転職時に求められるスキルや経験、また期待されるポジション(役職)も変わってきます。このマップを、あなたが抱えている(であろう)悩み、持っている経験、生活環境、そして典型的な道筋についてのガイダンスとして、デザイナーとしての次のステップを考える際にはぜひ参考にしてみてください。

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