Civ6で学ぶ、試験には出ない英単語

今回はゲームの話です。Civilization6というゲームについて語ります。
このゲームの説明はとても難しいですが、誤解を恐れずにざっくり言えば

「文明そのものを栄光へと導く、ルールが複雑なチェスのようなゲーム」
「ルールはとても複雑だけど、それに見合ったやりがいのあるゲーム」

といったところでしょうか。
さらに詳しく雰囲気をつかみたい人は、ローンチトレーラーを見たらいいと思います。

Civilization6 (以下、Civ6)は日本語をサポートしているので、
わざわざ英語で遊ぶメリットがないと思うかもしれませんが、
そんなことはありません。
私は初めてしばらくは日本語で遊び、途中から英語に切り替えました。
その時に気づいたことですが、
ゲーム内マップ検索機能が英語の方が使い勝手が良かったです。
(日本語設定にしても現在のバージョンでは改善されています)

それで、英語でCiv6を遊ぶうちに覚えた、どうでもいい英単語を紹介するのが今回の記事です。

・Siege Tower (攻城塔)

今回、この英単語を紹介したくてこの記事を書きました。
攻城塔は城壁が囲んでいる都市を攻め落とすときに使われた兵器です。
車輪がついたやぐらのような見た目をしていて、城壁に横付けし、
中に入った兵士を城壁上の敵と戦わせるのに使われました。

Civ6世界ではそんなに強くないけど、ないと困る場面も多いといったところです。

・Niter (硝石)

Civ6世界での戦略資源の1つですね。ほかの戦略資源には石油、アルミニウム、鉄、馬などがあります。
石油は機械化歩兵に、アルミニウムは航空機に必要といった感じです。
逆にアルミニウムがないと航空機が生産できず、ゲームが詰むといったことが起こります。

硝石はマスケット銃兵や射石砲の生産に必要で、ルネサンス時代に軍拡したいなら必須です。
英語のネイティブスピーカーに
野球のナイトゲームを日本語のままナイター/Nighter(和製英語)というと
硝石と勘違いされるでしょうか?

・Autocracy (独裁政治)

この単語はひょっとしたら試験に出るかもしれないですね。
まあ、注はつくと思いますが。
Civ6世界では、
序盤に独裁政治、寡頭制、古典共和制の3つから政府の体制を選びます。
正直、寡頭制、古典共和制の方が強いですが、一応の使い道はあります。

初めて見たときは、独裁者が勝手に決めてしまい、
平民からすると自動で物事が決まる政治の仕組みだからAuto-cracyかと思いましたが、勘違いでした。

auto-というのは「自分の、自らの」ということを表す接頭辞なので
Autocracyで「自らによる支配」つまり「独裁政治」
とのことです。
英語の語源は奥が深いです。


受験勉強の時の英単語も大変でしたが、
ゲームに出てくる英単語も侮れないですね。

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