血流認証で実現する安全・安心・快適・便利
住宅市場で数多くの実績を持つ当社の血流認証装置、血流認証ならではのサービス機能についてご説明します。
生体認証だから
ひとの身体の一部を使った認証ですから、当社の装置がついた玄関の鍵は、お住まいの方の指です。
厳密に言うと、血管の形状画像をさまざまな要素から画像編集し、独自で開発した認証アルゴリズムで登録されている画像と、認証時撮影画像とを照合し本人であるかどうか、確定させています。
実際に使ってみるとわかるんですが、とにかく、お住まいになっている方の「指が鍵」です。
なので、鍵(物理鍵)もカードも暗証番号も何も持つ必要がありません。持たないということは、失くしたり忘れたり盗まれたりしない。偽造も複製もできません。お子さんが学校から帰宅する前に、お母さまが家に帰っておくことも必要ありません。
そして、オートロックがかかるような機能も搭載しているので、鍵をかけ忘れることもありません。お出掛けのとき、車の中で、「あれ、鍵かけたっけ?」の心配からも解放されます。お引越し間もないご入居者様の話ですが、入居してしばらくは、部屋の外に出たとたんにオートロックがかかり、「あっ!鍵!」とハッとするそうです、でも次の瞬間、「指、指・・・」と安心されるそうで、まさに血流認証あるあるですね。
個人を特定できるからこそ、できること
血流認証は、個人を特定できます。
その特徴から、当社では「誰が」「いつ」「鍵を開けた」かを判別することで初めて実現できる「安心」をサービスにしました。
小さなお子様の帰宅がわかる
実際に、非常に残念なことですが、自宅前数百メートルの地点を最終目撃地点として行方がわからなくなり、後日、痛ましい姿で発見されるという事件もありました。
少しでもそんな事件を減らし、家族の安心を守る事ができれば……、帰宅をしっかり確認できれば……と、当社でも考えた結果、小さなお子様のご帰宅を働くお父さまやお母さまにショートメッセージでお伝えする、安心見守りサービスを当社製品に搭載しました。
装用のサービスとで、自治体や交通機関などでも「学校を出ました」「駅を通過しました」などの見守りサービスを提供されているところは多くありますが、「帰宅されました」と言えるのは、家の玄関に設置する当社製品だけです。
お子様以外でも
今年2022年1月に北海道札幌市に竣工した、アクティブシニア向けの分譲マンションには、エントランスのほか、大浴場の出入口と、すべての住戸の玄関ドアに、血流認証装置を導入していただいています。
お風呂に入って、2時間たっても上がってこられない人がいれば、また、お部屋の玄関ドアが24時間閉まりっぱなしになっていたら、コンシェルジュさんがすぐに訪問し「大丈夫ですか?」とお声がけする安否確認のサービスを展開されておられます。個人を正確に特定できる、血流認証ならではのサービスです。
健康情報サービスで健康寿命を延ばす
毎日使う玄関だから、鍵を開けるときに健康情報が取得できればきっと日常正確にプラスになるそういう思いから、コロナ過の今、まずは血中酸素飽和度(SpO2)と心拍数の測定に成功しました。日常の身体のコンディションのちょっとした変化に気付くことで、病気の早期発見につながったり、結果的に健康寿命を延ばすことができる。現在、血流認証装置ならではの技術を使用して、健康寿命を延ばすことを実現する新たな商品を開発中です。
まずは2つの健康情報からですが、もっともっと技術を磨き、世の中の技術の進化に重ね、測定できる項目を増やしていきます。