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「Still I love you」セルフライナーノーツ

 こんにちは! Aquasnowです! 今回は、昨日アップロードした新曲「Still I love you」のセルフライナーノーツを書いていきたいと思います! それではどうぞ!


歌うまな人がオーケストラベースの伴奏の曲を歌うイメージで

 この曲は、専門学校時代の7年前ぐらいにメロディを作り始めた曲で、歌がとても歌が上手い歌手がオーケストラをバックに歌ってるイメージで作りました。この曲もレファレンスがありますが、気になる方は僕にこっそり訊いて下さいw

 メロディで一番こだわったところは、曲が進むにつれて、優しい歌い方から力強い歌い方になるようにしたところです。この部分はボーカルの調声でも心掛けていきました。そしてラスサビの頭では感情を溢れさせて声を張り上げるところがポイントです。

オーケストラが絡む重厚なバラード

 この曲を一言で言うと、オーケストラが絡む切なく重厚なバラードです。ピアノ、エレキベース、ドラムがサウンドの基礎固めをしていますが、この曲の重要なパートが変則2管編成のオーケストラになります。ファゴット属が1人少なく、金管楽器群もスタンダードのものより少し少ない編成になります。それでも、打楽器は入っているのもあって、しっかりとしたオーケストラの響きが味わえるようなインストになっています。

※この曲の編成(略語で記載)
2(Picc.あり)2(E.Hn.あり)2(B.Cl.あり)1・3221・Timp., Perc.(S.Cym., Glock., Drums)・Piano, E.Bass・ Str.(S.B.あり、大編成)

 歌詞については、すでにタイトルが決まっていて、詳細を詰めていく中で、「秋の終わり」という季節感は大事にしたいと思いました。なので、「枯葉」、「チェスターコート」や「霜」、「クリスマス」という冬っぽいワードをちりばめながら、一途な恋の失恋を美しく描いていきました。この主人公の男の人、自分で歌詞を書いておいて一途すぎますね…

 さて、この曲のボーカルは、Aquasnowの作品の中で、ソロでは、かつバラードでは、初めてHaydenを使用しました。
 「Let's Go! Pretty Cat」(*1)でも使用しているHaydenですが、声を張る場面では相も変わらず感情豊かにかつ爽やかな歌声をしています。そして、今回際立ったのは、この曲の2/3を占める優しい弱奏の部分(2番まで)です。この曲の雰囲気を大事にした優しい歌い方と歌声は秀でたものがありました。
 弱奏も強奏もいけるHaydenのオールマイティさを改めて実感しましたね。時々英語訛りが出てしまいますが、男声の場合、最初に選ぶといいデータベースの座は譲らぬもののようです(*2)。

*1:「Let's Go! Pretty Cat」はこちら↓

*2: こちらの記事で言及しました。↓

まとめと告知

 久々に、僕が得意とする作風である強めのバラードを作りました! 長い曲ですが、どうぞ最後までごゆるりとお聴きください!

 そして、告知です! こちらの楽曲ですが、DTMerの「Jillp」さんとのコラボ連動企画を実施します! この曲を、なんとJillpさんがリミックスします! まったく違う作風の彼にかかると、この曲はどうなってしまうのか! ぜひご期待ください! 制作風景は彼のミラティブ配信にて配信予定、リミックス完成版は彼のYouTubeにてアップ予定です! そちらもどうぞお楽しみに!

・「Jillp」さんのXとYouTube ↓


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