見出し画像

みんな、目を覚ましつつあるのよね。3(いじめ編)

さて、そんな性格を持った幼少期の私の現実と言うと。。。       なぜか幼稚園に行きたがらない子だった。               両親は、何とか年長組からでもっ!と、頑固な私を説得し、年長組から幼稚園生活をスタートするのだが。。。。                 今となっては、何故理由もなく行きたがらなかったのか?わかるような気がします。                              それは、そこからスタートする6年間の地獄の始まりだったから。。。

その頃の私(3~5歳)の日常と言えば、祖母とお寺へ出かけ、お経を唱え、説教を聞き、祖母の着物づくりを見ながら横で針に糸を通し、時には、お灸を頭に据えられたり、祖母がお茶会に行くといえば付いて行くのだが、、、行ってみると、ばあさんみな小銭が入った茶缶を手に集まってくる。確かに、お茶は飲んでいるのだがっ、座布団の上に花札が舞い、小銭も飛び交っているという。。ちなみに、タバコの煙で前のばあさんの顔が見えない。                               ある意味、人生を早く学んだ気がします。笑。

話はずれたが。。。                         そこから、6年間の地獄が始まるわけですが、そうです、結構皆さんも経験したことがあると思いますが、いじめですね。             私の場合、田舎育ちの為、良くも悪くも幼稚園から小学校6年生まで1クラスしかないのです。と、言うことは、毎年合わす顔は一緒で、環境を変えるチャンスに恵まれてはいなかった。

さて、どうして私がターゲットになり、そしていつ終わりを迎えたのか? 私なりに、いじめられる側にも無数のパターンがあるということを小学校で学びます。                             パターン1 万年いじめられる子 ( これが私)            パターン2 グループ内で、順番に短期間いじめられる子        パターン3 少し意地悪だったり、とても自己中心的な子(当時、こういう子はいじめではなく嫌われる)                    パターン4 大人しい子                       パターン5 人が嫉妬する様な物、または才能を持っている子      パターン6 身なりが貧しい子                    パターン7 個性的な子、または、発達障害を持っている子       まだまだ、無数のパターンや原因がありそうだが、大人になれば、それこそ複雑化してゆくように思う。

今は、ただただそのような経験をしたくて生まれてきたのだと、深く理解できるので、これらの経験は私に深い傷をつけたけれど、当時から、小学生なりの気づきが沢山あったように思うので、今は、感謝でしかありません。ただ、落とし穴もあり、このころの経験、体験は、確実にその子の思考パターンを形成していくものであり、その思考パターンや思い癖などが、その子が大人になりクリアーしていかなければならない課題となり、それに気づくまで何度でも課題が訪れる。実はそれが、本人が一番経験したいと希望し、生まれた理由、そして、気づきや目覚めに必要な体験なのだと思う。 自己を見つめ内面に問いかけ続ける。。。それが、目覚めへの第一歩なのかもしれない。

その頃の小学校でのいじめの内容は、                 紅白帽子、下敷き、ランチマットなどが無くなったり、鉛筆が折れていたりするのは朝飯前で、時には、誰かのランチマットや給食集金袋が自分のカバンに突然入っているという凶悪なものもあった。            もう、当時は毎日が大変だ!笑。                   無視は当然なのだが、無視されていると思いきや、ついて来いと言われる。付いて行ったら、付いてくるなと言われる。もう、何が起きているのか理解できない。笑。                           もちろん、お金なんかもいびられ、なりたくない劇の主役にも抜擢され、学級委員長にまで推薦される。。。。ここまでくれば、いじめではないだろう?なんて、思うのかもしれないが、いじめられているのに、クラスをまとめなければならないという最悪な状況の中、誰がいじめられている人の意見を聞こうか?先生と生徒の板挟みになり最悪な心理状態に陥る。まず、クラスが1つしかないと、万年いじめられている子は、ほぼ、クラス全員が敵と化す。そう、男の子の嫌われ者に暴力的ないじめも受けることになる。挙句の果て、私をいじめる男の子が登校拒否になり、学級委員長なのでお見舞いに行き、学校に来るよう説得しなければならないという、お互い最悪なシナリオをこなさなければならなかった。もう一人の女の子の方の登校拒否者のところへも行ったが、なんで、あんたに励まされたり、学校こいとか言われなければならないの!と、もっともなことを言われた。笑。       今では、笑い話になるが、当時は、ものすごく怖かった。        彼らがどう思い、私を見ているのかを理解できたからだ。。。      当時、まだ、小学生。どうして、この2人は学校に来なくなったのかを私なりに考え、どうやったら、このいじめられている私から語られる言葉で、彼らが傷つくことなく、学校に来てもらえるようになるのか、必死に考えた。。。                              そう、子供は、プライドが高い生き物なのです。

そんな中、私の中に確かとも言えない何か不思議な能力が身についた。相変わらず、いじめという忙しい日々を過ごしていた私は、ある日、あっ!この子、今、嘘言っている。という、不思議な感覚に陥った。その頃から、人から嘘を言われても、騙されると言うことは、二度となかった。ただ、騙されないと、また輪をかけていじめられるので、わざと騙されていた。この能力のおかげで、いちいちショックを受けることもなくなり、相変わらずいじめられてはいるが、少し心が落ち着いたのを覚えている。そして、この頃から色々敏感になり始めた。そう、今思えば、人のエネルギーを敏感に感じやすい体質だったのだ、もちろんいじめという現実を通して、最初は防御する為にその能力は開花したのだと思うけれど、だが、後々それは、HSP 体質だったということに気が付く。そうして、私のいじめ生活は、小学校高学年を迎える。。。。。



私の大好きな言葉で、                        

腰は低く、プライドは高く。決して自分を安売りしない。        

江原啓之さんの言葉です。                      この言葉を聞いて、皆さんならどんな自分を重ね合わせるのでしょう。


今回も、読んで頂いてありがとうございました。

みんな、目を覚ましつつあるのよね。4(いじめ編2)に続きます。


いいなと思ったら応援しよう!