Signing a deal with the Devil

少し前、お友達に教えられたドキュメンタリーを見た。“I slept with 100 Men in one day“ というJosh Pietersさんの作品だ。

イギリスでは有名な女性で、リリーフィリップさんと言うセクシー女優がいる。彼女がonly Fansという自身のサイトで、去年の10月に100人の男性とベッドインしているライブ配信をした。ライブ配信を行う何ヶ月か前、その彼女の心境をジョッシュがインタビューしたものだった。

リリーには9人のアシスタントがついている。動画配信の際に着けるランジェリーやコスチューム、道具などは仕事の経費として落としていると明るく彼女は話す。ビジネスウーマンだ。大学時代からセクシャルな事に興味を持つようになり、一度に9人の男性とそう言うことになったきっかけから現在にいたるという。一度に23人の相手をしたこともある。これだけ聞いていてもちょっとメンタル的にどうなのだろうと心配になるが、動画配信によりお金が継続的にはいってくるシステムにも闇を感じるし、アダルトサイトは需要の大きいインダストリーだからこそ、誰かが待ったをかけるようにしないと、どんどんとエスカレートしかねないと思う。

リリーはお金の為にする訳じゃないと言ったが、そりゃあ嘘だろ。あまりに大きなお金が動いているため、辞めるタイミングがわからなくなった、の方が正しいんじゃないかな。ドキュメンタリーを見ていて怖くなってしまった。

自分を大切にするってどういう事なんだろね？

親の事を聞かれると真顔になったリリーを見て、悲しくなった。親に誇れないことはたぶん、しないほうがいいと、老婆心ながら言っておくよ。

いつも通り、普段通りにしていても、それでいいやって思える私はしあわせだ。

人から注目もされないし、大金も入ってこない。でもメンタルが安定していて、満足。

ああ、普通が1番。
でも「普通」って難しいよね。