花とミツバチ、涙と音楽
※現在ツアー中のためネタバレになるので知りたくない方は見ないで下さい。
2024.5.26
僕は鹿児島にいた。今までの険しかった道を歩くのを止めている。
何もしていないわけじゃないが次へ向かう道をいろんな人達の協力を得ながら準備を進めてる。
そんななか久しぶりに福山雅治(ましゃ)さんのライブに行ってきた。
コロナ禍以降も様々な形でましゃはライブをしてきた。自分も参戦するのに時間がかかったが今回満を持して2019年の大感謝祭以来4年半振りに参戦できた。ツアーの発表があった時『鹿児島と福岡』どちらにするか迷ったが選択は間違ってなかった。ましゃにとっても13年振りの鹿児島でのライブ。
自分もこの鹿児島アリーナは高校生の時に部活などで使ったことがあるから全く知らないところではないがまさか好きなミュージシャンのライブを観に行く日が来るなんて人生本当に分からない。
地元に戻ってきてもこっちに来ることはなかったから鹿児島アリーナに来るのも高校を卒業して以来12年振りになる。
ライブ当日会場に向かうと懐かしさもあるがやはり会場が小さい。人が多くてもそんなに多いと感じない。福岡で沢山ライブを観てきたからもあるが本当にここでましゃがライブをするのか?って始まるまで実感がわかなかった。
LIVE PRODUCT(グッズ)のは、あえて買わなかった。今年は年末までいろんな場所でライブをするから最後にネットでまとめて買うことにした。
買わない代わりに会場の周りを散策したり久しぶりのツアートラックの撮影をした。
開場時間になり座席の書かれたところへ向かうと花道に近い場所だった。今回で3回目になるが1番近い場所で見れるのが嬉しかった。
開演時間になりいよいよライブが始まった。今回のライブのテーマが今まで映画・ドラマ・CMのために書き下ろしてきた楽曲を中心にしたセトリになってると言ってた通り有名な曲のオンパレード。その中でも驚いたのが本人もツアーでやるのが久しぶりだと言っていた『東京にもあったんだ』という曲だ。この曲はリリー・フランキーさん原作の2007年に公開された映画『東京タワー〜オカンとボクと時々、オトン』の主題歌だった。
僕は数あるましゃの曲の中でも1番好きな曲だ。趣味でギターを弾くがイントロのところは延々と繰り返し弾いていたくなる。曲のテーマは地元から離れ東京へ上京した主人公の心情を歌った曲。
僕自身経験がないからあくまで想像でしか分からないが聴いてると『頑張って生きないとなぁ』と思わせてくれる。
でも、どうしてこんなに好きなんだろうと考えた。おそらく『地元への憧れ』があるからだと思う。
僕は元々転勤族だったんで生まれてからずっと同じ場所で過ごすという経験がない。数年ごとに違う場所へ引っ越すの繰り返し。だから正直、『地元愛』というものがないし分からない。
だから、生まれてからずっと同じ場所で過ごしてきた人の話を聞くと羨ましいと思ってしまう。(勿論、全員が地元を愛してる訳では無いと思うが。)
もし、自分が生まれてからずっと同じ場所で過ごしてままこの曲を聴いたら感じ方も違うかもしれない
この曲をライブで聴けただけでも来た甲斐があった
久しぶりにましゃのライブに来れて良かった。年末までライブ尽くしなんで体調に気をつけて完走してほしい。
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