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角交換振り飛車対策、地下鉄飛車。


お久しぶりの記事4つ目です。
何か気付けば振り飛車対策ばかりですね🤔
私は相居飛車の方が得意で正直研究の深さとかも全然違うのですが、それ故に書くことが多くて面倒くさいから多分これからも相居飛車は書かなさそう。
私は角換わりの定跡に関して真に驚くべき証明を見つけたが、ここに記すには余白が狭すぎる。

・角交換四間飛車対策
・やばボーズ流対策(△44歩△32金型)
・升田式石田流(4→3戦法)対策
・立石流四間飛車対策

最初は角交換四間飛車だけ書いてたけど升田式と立石流もついでに書きました🥳


・角交換四間飛車対策

ここでは①△22飛②△44歩があります。

ここで①△22飛には▲47銀▲38金の形を作ります。

△64歩には▲86銀から端棒銀、△84歩には▲66銀から地下鉄飛車にするのが形。
▲86銀に代えて▲29飛が本筋ではあるけど、相当変化多くなるから絞る意味で▲86銀を推奨。
▲29飛の形で▲86銀と出ると△65角と打たれても意外と大変だったりする。
▲95歩△同歩▲同銀と仕掛けた図面は+350位。
1歩持てば▲45桂〜▲24歩等、攻めの幅が広がる。
端棒銀を△同香と取ってこなかったら▲94歩▲86歩と玉頭にプレッシャーをかければ+600位。
端棒銀の仕掛けさえ出来れば大体居飛車良くなる。
端棒銀に備えて銀冠組むのを優先してきた場合は▲66銀型に組みます。
意外と有名な図面
▲85歩△同歩▲同桂△同桂▲同飛△84歩▲89飛△54歩▲75歩と仕掛ければ大体居飛車良し。
成功図。
この局面は解説してる人も多そうなので省きます。
ちなみにダイレクト向かい飛車にも1手違いますが、殆ど同じ形で対応出来ます。
最初に戻って②△44歩には▲58金△72銀▲56歩△52金▲55歩と主張が欲しいからいきなり位を取るのが有力です。
以下一例ですが△45歩▲78玉△84歩▲16歩△83銀▲65角と打てば+300位。
△44歩型にはこの筋違い角が急所になりやすいみたいです。
▲55歩には筋違い角を安定させる意味と△64歩に対していきなり▲54歩と仕掛ける含みがあります。
まあ力戦ですが位取れば模様は良さそう🤔 

・やばボーズ流(▲44歩▲32金型)対策

やばボーズ流には▲78玉▲77桂型に組むのを推奨します。
以下▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲29飛として▲68金▲98香からの地下鉄飛車を目指します。
△33桂には▲25桂とぶつけて△同桂▲同飛△21飛なら▲94歩と端から仕掛けて先手良し。
以下△同歩▲93歩は収拾つかないし、△24歩▲65飛△54銀には飛車を見捨てて端を取り込んで問題無し。

・升田式石田流(4→3戦法)対策

ここで△33桂には▲15歩(△14角を防ぐ)
△33銀には▲66歩が有力です。
ここでは①△24歩と②△44銀があります。
①△24歩には
▲56角△54飛▲58銀△25歩▲同飛△24飛▲同飛△同銀▲41飛△51飛(△31飛には▲23角成)▲同飛成△同金▲15歩と進んで▲56角の睨みが強く先手良し。
②△44銀には
▲67角△33飛▲68金△54銀▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲28飛で先手良し。
この形は▲67角が急所になります。 

・立石流対策

立石流には6筋7筋の位を取る囲いに組むのが一番有力な対策です。
以下△36歩▲同歩△46歩▲同歩△36飛には▲74歩△同歩▲75歩△同歩▲74歩として+400位
とりあえず玉頭戦に持ち込めば先手良し。
立石流にはこの形が最強です。


まとめ
・角交換四間飛車対策は端棒銀+地下鉄飛車が強く、△64歩には端棒銀、△84歩には地下鉄飛車に組むのが有力。
・△44歩△32金には▲77桂型で地下鉄飛車を狙う、端攻めは常に急所。
・升田式石田流には▲56角の筋違い角が急所。
・立石流四間飛車には位取りが最強。

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