トランプ・ラリーを見て思うこと

https://rumble.com/vj2p7j-live-president-donald-j-trump-in-wellington-oh.html

トランプ氏のラリーが再開した。


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映像を見ているかぎり、😷を見つけるのはかなり難しい。

アメリカのコロナ状況のデータとして

https://yadakotour.work/news/corona0621/#624625(6月26日現在)

このラリーがあったオハイオ州を見ると、
オハイオ州:感染者1110000人(+303人)
(うち、死者20213人(+0人))


この感染者が陽性者なのかはわからない。
でも、公式には死者数2万人超えの地域である。
人口は約1155万人(2011年統計より)
人口だけで比較すると、東京都に近い。

あるオハイオ州在住者のブログによると、
7日平均の1日あたりの感染者数は470人、死者は25人くらい。

50%近くがワクチン接種終了者らしいと言っている。
オハイオ州では、6月に入って、
ワクチン接種者はマスク不要になったのだそうだ。
ただし、いちいちチェックはしないのだという。

少なくともラリー参加者にとって、
😷がなにかの感染予防になるとか、
自分や周りの人をなにから守るものとかいう意識や、
現合衆国の大統領であるはずのバイデン氏が、
😷してねと言っても無視している人達であると推察する。


さて、トランプ氏は
SNSやテレビ番組ではかなりの頻度で登場し始めてていたが、
この日から新たに政治の舞台で姿を見せた。
これを実況中継したのは大手メディアではないので、
テレビしか見ない人はわからないかもしれないが、
いわば、地方議員の応援演説の形を取っていても、
アメリカにとってのトランプ氏のラリーはそれだけではない。
画面も映像中でも、President Trump である。

私の感想に過ぎないが、
ここに足を運ぶ人達の中には、
闇雲に盲目的にアメリカン・ヒーローを求めて
騒ぎに来ている人がいるとしても、圧倒的に少数だと思う。

ある著名な医師が書籍で、
トランプ氏を救世主として崇めている人達は目を覚ませ、と言って
揶揄している文章を読んだが、
確かに、危ない側面もないとは言えないし、
様々な状況を煽り立てることによって、
返って世の中を支配し続けたい層に利用されてしまう
という懸念は当たっていると思う。

そうやって、昨年のアメリカの選挙にまつわる「事件」を見ていると、
出る釘を叩くどころか、引っこ抜いてなきものにするようなことさえ、
起こっているのだから。

昨年のうちは、アメリカのニュースを見ていても、
きっと司法が解決するのだろうと思っていたこともあった。
ところが、その司法や権力者が都合の悪いものに蓋をするような行為を
堂々とするのだということに正直驚き失望した。
突然起きた修羅場のように見えるが、
彼らにとっては大昔からの日常で、特別でもなんでもないのだということを
見せられた、いやおおいに勉強させてもらった。

そうだとしても、
民主主義とか法治国家というのは絵に書いた餅なのだと、
それでも、自分や家族や国を思い、
様々な情報を精査して、自分が信じることを求めて行く人達が
トランプ氏にその願いを託すというのは当然あってもおかしくない。

もし、
彼も母国や世界を牛耳っている支配層の一人だとしても、
さらなる上の階層から見た時に
たとえば、
地球の地面から空を見上げ、さらに宇宙空間から地球を見て、
さらに太陽系、銀河系、そのさらに先とイメージするだけで、
その支配というカテゴリーが変形してくるのを感じる。

私自身は、今見ている情景はホノグラムであり、
巨大な人類共有スクリーンであり、
すでに終わっていることを見ているのだという考えに賛成している。

こう言って、失望するか希望としてみるかは一人一人次第である。
どんな現実や未来でさえ、選ぶタイムラインは人任せにしないことを
心がけるだけである。

アメリカの人達にとって、トランプ氏が今後も大統領であり続け、
2024年も立候補するかどうかがベストなのではなく、
一部は自らの生活がよりよくなるため、
また一部はどにかく共和党が政権を公に取り戻してほしいためなど、
様々だろうけれど、
おそらく多くの現状を憂う人が、アメリカが国の尊厳を取り戻し、
世界にとってよりよい国であることを願っているのだと思う。

国や世界を動かすというような大それたことは、
一人ひとりにはできないけれど、
トランプ氏だったら可能性は何万倍もあるし、
とはいえ、単なるファンでもなければ、
彼一人ですべてをこなしている魔法使いだとは思っていないだろう。

その裏には、多くの協力者やそれぞれの役割をこなす人がいるからであり、
彼自身が何も頂点に君臨しなければならないということではないだろう。

先の著名人の言動でも垣間見るが、
トランプ氏だって悪さしてきたとか、人によると言葉遣いが下品だとか、
所詮支配層の人間が言うこと、というのがすべて間違いとは言わない。


それよりも、この目の前で繰り広げられている幻想を見ながら、
個々がどう生きていくのかと問われているわけで、
どうして自分や世の中に起こることが存在している(ようにみえる)のか
答えを出していくところが、今、なのかなというのが
今の私の心情である。

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これを書いているのもとーぜん知らないうちのワンコ

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