梅雨空に時期外れな藤の花
群れることなく
空に向かって咲いている
年の折返しを迎える水無月の末に
この国が世界の雛形と言われる所以が
そこに住む人々によって決まるだろう
雲間にもれる陽の下の
自らが作る幻想の世界を
人の理とそれ以外の理とが一つになって
きっと理想の姿を形に映そう
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