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水中出産用のプールを探しに初イギリスへ1

水中出産用のプールを探しにイギリスの始めていったのは29年前のことだった。それまで、子ども用のガーデンプールや、ちょっと大きめの組み立て用のガーデンプールなどで代用していたが、深さ、ヘリの強度など満足いくものではなかった。そのころはまだインターネットも一般的ではなくほとんど情報というものは手探りだった。ただ、何か、イギリスに行けば、望むようなプールがあるのでは?と、アクティブバースの著者がイギリスにいるということで、漠然とイギリスに行くと見つかるかも!?と思っていた。しかし、英語も全くだし何のつてもない。そして渡航費用も一銭もななかった。

しかし、なぜか不思議なのだが行ける気がした。

漠然と、イギリスに行けばプールが見つかると思っていて、ほどなくしてTV局が自然なお産のTVを撮りたい、ついでに私の動きも撮りたいといってきた。

そして、雑誌が、またもや取材に何社かきた。

気が付いたら、イギリスに行くお金はできていた。だが、今から英語を学んで初ヨーロッパに行くの間に合うのだろうか?と思っていたら、イギリスから戻ってきていたパートナーが、自分が通訳兼ガイドで行くということになり、2人分の費用がちょうどあってイギリスに行くことになったのだった。

12月の寒いロンドンについて次の日の雪の深々と降る(イギリスでは雪がたくさん降るのは珍しかったらしい。)夜に、アクティブバースセンターに出向いた。その日は、ついた当日アクティブバースセンターに電話したら、明日ミッシェル・オダン氏による妊婦向けのワークショップがあるということだったので、とりあえず会いに行くことにしたのだった。

寒く暗いロンドンを歩き、ようやくたどり着いた会場は照明を落として多くの妊婦が円になって集まり温かな場所だった。時差と寒さの中、ついた安堵と、お産に関する専門用語は通訳なしで(通訳として連れて行ったのにワークショップ中は通訳をしてくれなかった。(笑))聞き取れていたので何を言っているかはだいたいわかったのと、私が知っている?同じ考えだと思ったのか…私はあまりにも(オダン氏の声と話が)心地よく(眠さと闘いながら)ほとんど眠ってしまった。そして、その時の通訳は後で要約して話してほしいと頼んだが、『だいたいわかって聞き取れていたでしょう』と言われ、確かにわかったと思った。

そして、水中出産用のプールは…。続きは【何処でも組み立て可能!水中出産用プール】


パートナーの命日に寄せて…



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