自己と外的環境とのズレを感じた時
さて今週は更新が日曜夕方になってしまいましたねー。
先ほど選挙にも行ってまいりました。
今夜の結果次第で大きく政治の動き、経済、そして社会の動向までもが変わってしまいそうでかなり興味を持ってみています。
私の業界では本当にそうした要素によって大きく影響を受けてしまうので、ドキドキですね。開票後はテレビとネットで夜中までリアルタイムに情報を追いかけそうです・・・
今日は、「自己と外的環境とのズレ」について少し書いてみようかと思いました。最後までお付き合い頂けると嬉しいです^^
さてさて・・。
働いていると、「この仕事って本当に自分に合ってる?」「今の職場や環境って、自分が求めているものと一致しているのかな?」と感じる瞬間って誰にでもありますよね。
このような違和感は、「自己と外的環境のズレ」から来ているかもしれません。キャリアを通じて、自分の大切な価値観や目標が、外からの期待や環境とどうしても合わなくなることがあることを示唆しています。
今回は、この「自己と外的環境とのズレ」にスポットを当てて、その原因やどう対処できるかについてお話ししたいと思います。自分らしいキャリアを築くためのヒントを提供できたらなと。
自己と外的環境とのズレって何だろう?
「自己と外的環境とのズレ」というのは、自分が持っている価値観や目標と、外からの期待や仕事環境が一致していない状態のことを指します。たとえば次のような場面で感じることがあるかもしれませんよね。
価値観の違い
たとえば「クリエイティブな仕事をしたい!」と思っているのに、職場では効率や利益が最優先。そんなとき、なんとなくやりがいが感じられなかったり、モヤモヤしたりすることがありません?理想のキャリアと現実の違い
やりがいのある仕事をしたいと思っていても、実際にはルーティンワークや管理業務ばかりで、挑戦の機会が少ない…そんなときも、ズレを感じやすくなるとか・・・負担が重すぎる
周囲の期待が大きすぎて、自分のリソースを超えて働かなければならないときも、自己と環境のズレが生じます。こうした状況が続くと「燃え尽き症候群」につながるリスクもありますよね。
このようなズレが続くと、どうしても気分が沈んだり、仕事へのモチベーションが低下したりすることがあります。特に、長期的にズレが解消されない場合、ストレスが溜まりやすくなり、心身の健康にまで影響が及ぶこともあるのではないでしょうか。
私は理想と現実の違いでいつもモヤモヤしていた覚えがあります。
また、多くの人が「周りの期待に応えなければ」と思うあまり、自分の本心や価値観を無視してしまうことがありますよね・・
でも、もしこのズレをずっと抱えたまま放置すると、やがて「自分は何のために働いているんだろう?」という大きな疑問にぶつかることになるのではないでしょうか?
ズレが成長のきっかけになる理由
しかし、自己と外的環境のズレは一見ネガティブに感じられるかもしれませんが、実は成長のチャンスでもあります。このズレに気づくことで、「自分にとって本当に大切なもの」「仕事で成し遂げたいこと」を改めて考えるきっかけになるからです。
たとえば、長年同じ職場で働いてきたけれど、最近どうもやる気が出ない…という人がいるとします。その人にとって、このモヤモヤは「もっと情熱を持って取り組める仕事に挑戦するべき!」と気づくためのサインになるかもしれません。ズレによって、「自分らしいキャリア」をもう一度考え、心から納得できる方向性を見つけるチャンスが広がるのです。
では、どうやってこのズレを乗り越え、自分らしいキャリアを見つけていくのか?ここで、具体的なステップをいくつかご紹介しておこうと思います。
1.自分が大切にしていることを再確認する
まずは、「自分が本当に大切にしたいこと」を明確にしましょう。何が自分を動かしているのか、どのようなキャリアを築きたいのかをじっくり考えることです。自己分析を定期的に行い、軸となるキャリアビジョンを見つけ直すことが大切です。本当にこれが最も重要だと私は思います。自己分析や自己認識ができていないと何も始まらない・・と今は考えています。モヤモヤを抱えたまま、忙しい忙しいで年月が矢のように過ぎていくこと程勿体ないことはありませんよね。
2.職場での役割について見直してみる
上司や同僚とコミュニケーションを取り、自分が得意とする分野や目指す方向について話し合ってみましょう。たとえば、やりたい仕事や自分の強みを活かせる業務に挑戦できるよう、上司に相談するのも良い方法です。少しずつでも自分の目指す方向に仕事の内容を調整できれば、ズレも小さくなりますよね。
そうした環境にないなあという人は、ちょっとハードル高いかもしれませんがまずは口にしてみるということでかなり未来が変わってきたりします。まずは行動。些細なことからでも。
3.新しいスキルやネットワークを活用する
外部のリソースやネットワークを活用することで、キャリアの選択肢や視野が広がります。たとえば、新しいスキルを学ぶことで、「自分にはこんな可能性もあったのか!」と気づけるかもしれません。
ここで言っているのは例えば「転職」ありきの話ではないんですよね。いつも同じ人同じ環境にある意味染まった人とだけ話をしていると、全く気付かなかったことが新しい外部でのネットワークによってもたらされることは多いものです。
私自身の場合でしたら何らかの学びの集まりに入る、これが一番いいネットワークになることが多いですね。たまに「ネットワークを作る」ことそのものが目的になっているだけの交流会的なコミュニティがありますが、これは続きませんし、質が高い場とは言えないかもしれません(あくまで個人見解)。その一方でお金を払って学びに来ている人たちはネットワークを作ること自体にも関心がありますし、あくまでギブアンドテイクではりますが、有意義な関係性を作れることが多いですね。
4.思い切って環境を変えてみる
長期間ズレが解消できない場合、転職やキャリアチェンジを考えるのもひとつの方法です。新しい環境で自分の価値観に合った働き方ができれば、自己実現や仕事の満足度がグッと上がります。
これは個々の事情もあると思うので不用意にお勧めするつもりはないのですが、究極的にはこの選択肢になってくるんだろうなと思います。1から3までの手段を講じてみてもなかなか現状が突破できないということはあるはずです。環境を変えるのは気持ちも一新されますのである意味楽に自分を変えることのできる転機を作り出す、という意味もあるのだろうと私は考えています。
「ズレ」を成長のきっかけにして自分らしいキャリアを築こう
自己と外的環境のズレは、キャリアを追求するうえで多くの人が経験する課題です。でも、これを「自分を知るためのきっかけ」と捉えてみるのはいかがでしょうか??
ズレに気づくことで、自分が本当に大切にしていることや目指したい道が見えてくるかもしれません。そうやって少しずつでも自分と環境を調整しながら進んでいくことで、より自分らしいキャリアが築けるようになるでしょう。
もしかしたら、このズレこそが「本当の自分」を見つけるサインかもしれません。日々の中でその違和感に耳を傾け、小さな一歩を踏み出すことで、満足度の高いキャリアへの道が開けると私は思っています。
また別の機会に書きたいなと思っていますが、私自身は数年前までは自身が会社経営をしているので、どんな風に事業を作っていくのかとか新しい事業をどう生み出すか、また社会的に必要とされる事業を生み出したいという意欲が高かったです。
その意欲が今は下がっているわけではないのですが、「キャリア」ということを学ぶ中で、自身の会社・事業と、「私自身」というものの線引きができるようになってきた実感があります。
それこそ主体的に自分を眺めた時に、他から求められるからこの事業を起こすといったようなアクションを別に必死にやらなくても、いや全くそれがなかったとして等身大の自分そのものだけになったとしても今は心が充実している感覚があるんですよね。
随分変わったものです。
「本当の自分」と言うものにやっと出会えたような気がしています。
今日は以上になります^^
また次回!!!