ラーゼフォン感想(3,4話)
・第3楽章「二人の街- Welcome to our town -」(脚本:桐生祐狩)
脚本家は見たことの無い名前でしたが、調べたところSF作家として活動していた方の模様。話としては綾人と遥くらいしか登場人物が出てこず、外の世界を2人で過ごす…といういわばサンライズ島みたいな回。この手の回は中盤辺りに入ってくるイメージがあったので、序盤で入ってくるのはなかなか珍しいパターンでしょうか。話の出来としては、正直箸休めといった感じで特にいうこともない微妙回。
・第4楽章「自分の時計- Watch the year hand -」(脚本:榎戸洋司)
20年前の当時レベルでも既に人気になっているベテラン有名声優が揃って初登場し、TOKYOJUPITERの外部での戦闘が行われるなど、今回を1話として見てもいいような話。外の世界の人物達に振り回される綾人を主軸として誰をメインとするでもなく、この人物はこんな感じの人物です、というのを説明しつつラストに戦闘までを入れたバランスのいい一編。ラーゼフォンの動向などまだまだ謎も多いですが、ここからが本編の本当の始まり、といった感じもあり、ここまででは一番面白かったです。