アルジェントソーマ感想(21話)
・アルジェントソーマ Phase:21「覚醒と真実と」
怒濤の伏線回収回。
冒頭、牧歌的な雰囲気で始まる今回。2人の男女の暮らしから始まり、そして喧嘩別れをしてしまうところから物語は始まる。ここで彼らの家の中の写真に、EDに写っていた宇宙飛行士…ここで登場する男性と同一人物のものがあり、EDの写真に写っていた謎の宇宙飛行士は、実はずっと1話から登場し続けていた、という衝撃の事実が判明します。
また彼の妻…クローカは指輪を大切にしており、彼…ユーリが指輪に特別興味を示した理由も補強。
そして宇宙へと向かったユーリだったが、無理な宇宙探索の結果宇宙を漂流することに。そして彼に直接命令を下した彼の同僚…ロレンスこそ、後のミスターXだったことも判明。
宇宙を彷徨うユーリは、そこで光を見る。それはまるで妖精の光。この光景を見て妻との喧嘩を悔いたユーリは、妻に会いたいと思い…
この光の作用により今の姿と化したユーリは決死の思いで地球へと帰ってくる。そして彼は、自分に言葉をかけてくれた女性…マキも救いたいという本音を打ち明け、その言葉にリウは一層動揺する。
無数のエイリアンの降下が間近に迫る中、ユーリは我が家へと帰ってくる。だがその家は朽ち果てており、中から出てきたのはミスターX…いやロレンス。クローカは先のエイリアンの襲撃の折に死亡していたのだった。
自らの地球へと帰りたいという思いが結果妻を死なせることとなったユーリは泣き叫ぶ。いつの間にか降下を終えていたエイリアン達と共に…
遂に正体不明の謎の巨人だったフランクの秘密と過去が一気に明かされ、最終局面へ向けて…ということに。エイリアン達の正体が分かった以上、残り4話誰と戦うのか、というのが全く見当がつかないのですが、次回「真実と破滅と」とのことで、クライマックスに向けての鮮やかな破滅に期待したい。