アルジェントソーマ感想(23話)
・アルジェントソーマ Phase:23「破滅と勇気と」
今までの話の集大成のような話で実に満足感のある話でした。
14話以来久々に会議場が登場し、「地球と月の引力を例にとって、このまま巨大エイリアンが地球に接近するとそれだけで地球が崩壊してしまう」「上空に浮かんでいたユリシーズ号を巨大エイリアン目掛けて射出することによりエイリアンの軌道をずらす」という会談がなされ、ここはリアルなSF会話成分濃厚で実に望んでいたものが見れた、という感じ。無駄に論理的に話そうとして簡潔に話せ、と言われるくだりも14話に引き続いてなされましたが(笑)
一方、ロレンスの助けによってミステルを奪取したフューネラルの面々はオペレーターたちの協力もあってフューネラル基地を攻撃。ギネビアの乗るザルク2、そしてスーの操縦するミステルがトートと激しい戦いを繰り広げる中、リウとハティはフランクの救出のため基地に侵入することに。リウも今回は決意を新たにしたとのことで、残り数話でどのようなところに彼の目的が着地するのか楽しみです。
ロレンスは最初フューネラルの面々に全てを押し付けてどっか行ってしまったので若干感じ悪かったのですが(笑)、後に会議の場に電波ジャックして現れ、ユリシーズ号の発射計画を待ってほしいとのことで乱入し、ちゃんと活躍しました。しかしそんなロレンスが期待を寄せるフューネラルの面々は、トートが無理なリミッター解除によりエイリアンの眠りを覚ましてしまい、更にリウとハティはかつての仲間であるダンに追い詰められる窮地に陥っていた…