アルジェントソーマ感想(11話)
・アルジェントソーマ Phase:11「殺意と裏切りと」
ここまでの10話を足掛かりとしてフューネラル内での絆を再確認した上で、フランクも本格的に作戦に組み込まれようとしている…ところにフューネラル内部からフランクの存在がリークされている、ということが分かり、更にエイリアンの組成を持つフランクの存在は外部に知られないようもみ消していることが判明。これによりフランクを本格的に実戦投入するわけにはいかなくなる…というところで、これまた話を深める問題が提起されました。
そしてリウはフランクへの復讐を遂に実行。前回は早口オタクじみた饒舌ぶりが若干違和感がありましたが、今回は感情を全面的に押し出した復讐鬼としてのリウを保志総一朗さんが流石の熱演。久々に気合の入った保志さんの演技が見られてよかったです。
そしてなんだかんだ言って都合のいいジョーカー枠として存在しているミスターXですが、今回のリウの行動はミスターXとの契約に反するものだったことらしく、リウはミスターXから警告を受けることに。今回伏線としてもここまでとはかなりベクトルの違うタイプの伏線が張られ、2クール目を目前にして大分話の方向性が変わってきそうで、ここ数話の面白さを維持したまま新展開へと移り変わっていけるといいなぁ…と期待。