あなたの体型は、あなたのセルフイメージが具現化したもの
こんにちは!
経営者の脳と体のパフォーマンスを最大化する人・ゆうです。
「体型は遺伝や環境で決まる」と考えがちですが、大人になればなるほど、自分が無意識に抱いているセルフイメージが体型や見た目に大きな影響を与えることをご存じでしょうか?
というか、タイトルの通り、あなたのセルフイメージが具現化したものが、今のあなたの体型や見た目なのです。
んなアホな、と思うかもしれませんが、コレ本当。
実は、私たちの体型や健康状態は、脳の働きと行動の選択によって形作られています。その背景には、科学的な仕組みであるRAS(網様体賦活系)が深く関わっています。
も、もうよ…う…?
何だか難しげな言葉ですが、「モウヨウフカツケイ」と読みます。
一般的には、RAS(ラス)と呼ばれているので、ラスと覚えておけばOK。
後にも書きますが、Googleの検索機能やアマゾンやYouTube、SNSの自動紹介機能に似ている私たちの脳に存在する機能です。
セルフイメージとRASの関係
セルフイメージとは、自分が無意識に「自分はこういう人間だ」と思い込んでいる自己認識のこと。「私は行動的な人」とか「私は几帳面な人」とかもセルフイメージですね。
これが脳のRAS(網様体賦活系)にプログラムされると、私たちはそのセルフイメージに一致する情報や行動を選び取るようになります。
RASの役割は、膨大な情報の中から「重要だ」と判断したものだけを意識に上げることです。
例えば、「私は太りやすい体質だ」と思い込んでいる人は、無意識に食べ過ぎや運動不足を正当化する情報を拾いがちです。一方で、「私は健康的で引き締まった体型だ」と信じている人は、それにふさわしい食事や運動習慣を自然に選択します。
私にはスタイル抜群の友人がいるのですが、彼女と旅行に行った時は、ホテルの部屋でもストレッチと筋トレをしてましたよ。彼女はいつも「私はじっとしてられない人」と言っていましたよ。
ちなみに私は、「私はスイーツが大好きで我慢できない」「私は新作のスイーツが出たらすぐに買っちゃう人」というセルフイメージを持っていたので、やっぱりその通りに行動してしまいました。ハーゲンダッツの新作を見かけたら、全部買ってましたしね。
今のセルフイメージは「スイーツは出されれば食べるけど、特に自分では買おうとは思わない人」です。
この仕組みは、検索エンジンやSNSのアルゴリズムにも似ています。
Googleで「ダイエット成功」を検索すれば、その情報がどんどん表示されるように、RASも「自分の信じたこと」を現実に反映するように働くのです。
YouTubeでビジネス系の動画を多くを見ている人はビジネス系の動画が勝手にオススメで上がってきますし、メイクの動画好きな人はメイクの動画が、大食い系の動画が好きな人は大食い系の動画が表示されます。
もしかすると、検索エンジンやSNSのアルゴリズムは、このRASがヒントになって作られているのかもしれませんね。
信じたものが体に与える影響
さらに、脳は現実とイメージの区別がつかないという特性を持っています。
これは神経科学の研究からも明らかになっています。
妄想も現実も脳にとっては一緒だということです。
例えば、オリンピック選手がイメージトレーニングで成功体験をリアルに想像すると、脳内では実際に競技を行った時とほぼ同じ神経活動が起こることが分かっています。
この「脳の現実創造力」を体型に応用すると、以下のような仕組みでセルフイメージが体に影響を与えます:
1. ホルモン分泌に影響
セルフイメージがポジティブであれば、幸福感や満足感をもたらすセロトニンやドーパミンが分泌され、ストレスによる暴飲暴食を防ぎます。逆に、ネガティブなセルフイメージはストレスホルモン(コルチゾール)を増やし、脂肪の蓄積を促します。
推しとのラブラブ妄想でも、肌が綺麗になったりするそうです…!
2. 行動選択に影響
「私はスタイルを維持する人間だ」というセルフイメージを持つ人は、やっぱりスタイルを保つよう、健康的な選択が習慣化されます。
一方、「自分はもう年齢的に無理」と思い込むと、そのセルフイメージが運動や食生活のモチベーションを下げる原因になります。見た目もセルフイメージ通り、おじさんおばさんっぽくなります。
3. 代謝や姿勢への影響
セルフイメージがポジティブであれば、意識的に背筋を伸ばしたり、表情を明るくしたりすることが自然に行われます。それが基礎代謝を高め、消費カロリーに影響を与えることも科学的に証明されています。
お気に入りの服を着たり、着物を着たりすると姿勢や所作が変わるという経験はあなたにもあると思います。
年齢を超えて美しさを保つ人のセルフイメージ
50歳を超えてなおスタイルを保つ人と、中年太りに悩む人の違いもセルフイメージにあります。
スタイルを保つ人は、「年齢を重ねるほど美しくなる」「私は自分を大切にする人間だ」といった前向きなセルフイメージを持っています。
一方で、中年太りしてしまう人は、「もう年齢的に仕方ない」といった諦めのセルフイメージに囚われていることが多いのです。服装なども体型を隠すようなものばかりになってしまいますね。
この違いが日々の選択に影響を与え、結果として大きな差を生むのです。
セルフイメージを体型改善に活かす方法
1. 理想の自分をイメージする
「私は健康的で美しい体型だ」と信じ、それを実現している姿を頭の中で何度も描きましょう。脳はそのイメージを現実として受け入れ始めます。
2. ポジティブな言葉を使う
「私は食べ過ぎてしまう人」ではなく、「私は適量を楽しむ人」といった肯定的な言葉でセルフイメージを書き換えましょう。
3. 小さな成功を積み重ねる
健康的な食事や運動を1つでも実践したら、「これが私らしい」と意識することで、ポジティブなセルフイメージを強化します。
4. ストレス対策を行う
瞑想や深呼吸でストレスをコントロールすることで、RASの働きをポジティブな方向に導きます。
あなたの体型は、あなたのセルフイメージが具現化したもの
セルフイメージは、ただの思い込みではなく、私たちの行動や体に具体的な影響を与える強力なプログラムです。年齢や環境に関係なく、理想の自分を信じることで、RASを活用して現実を変えることができます。
いや、むしろ「ただの思い込み」捉えてしまってもいいかもしれません。
その「ただの思い込み」が理想の体型を作るとしたら、なんだかワクワクしませんか?
「私って綺麗!!」と思い込んだものがちなのです。
「世界一の美女/イケメン」でもいいです。
「え、それはさすがに図々しくない?」と思うかもしれませんが、どんな壮大なセルフイメージを持っていたとしても誰にも迷惑はかけません。
自分が世界の一の美女というセルフイメージをもっていたら、行動や所作、姿勢、食べるもの、身につけるものが変わってくるはずですよ。
「私は健康で美しい」というセルフイメージを今日から信じてみてください。それが、あなたの体型を理想の姿へと導く第一歩になるでしょう。
あなたの信じる力が、あなたの世界と体型を形作るのです。