ぼくは魔法使いになりたかった30

「ヤッホー魔法戦士どうしてる?」

イキなりぼくは、龍のほらあなへとんだ。

ぼくを拒絶しないと、確信していた。

ガツン・・・イキなり壁に当たる。

ほう、火障壁ね。

火龍さんはぼくに関わるなって言ってるのか

「出でよ氷の刃、我が命に従え・・・」言い終わる前に壁が消えた。

良かった、本気で怒らせたくはない。

壁といっても、目にはミエナイ。

火魔法使いだから、ケガはしないが入れない。

そっ、ケガさせたくないから来るな。
という伝言。

わかっていても、黙っているつもりはない。あの魔法戦士が竜だとはね。

うまく化けてはいたけど、魔法の使い方が同じだった。

ぼくらが戦闘(説得)した時の土魔法の防御だけじゃない、火魔法で戦う癖まで同じ。

間隔のあけ方や、詠唱のあとの反応の遅さは使い慣れていない証拠。

単発魔法を知らないから、術の合間にスキが出来る。

50歳の竜じゃ、しょうがない。

まだまだ、子供だ。

第30回ここまで

つまらない、あきた、

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オビエルタヌキ/春うらら寝ぼけております
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