ぼくは魔法使いになりたかった36
ふぅ~着いたけど、
この世界には知り合いもいない。相手にされなかったら、龍の洞穴の前にたち一瞬迷う。
どうとでもなれだ、入り口の網を探る。
魔法使いに反応する罠がワンサカ(今は言わないかなぁ)しかけてある。
小石を飛ばしてみた、倍の速さで跳ね返る。
魔法で攻撃すれば、呪文倍返しだろうな
さて、どうするかな
良いことを思いついた。
「氷の刃我が手に現れよ」氷の刃で罠を叩く
自分のすぐ脇を刃が飛んで行く。
「ギャー」スゴイ悲鳴が聞こえ、魔法能力者の数人の気配が消えた。
「死ぬことはないだろうけど、俺の背後に立つなんてバカな奴」自嘲的につぶやく声は、風の音に消える。
「ゴォー」風がうなる。
「あっ!はじめまして」名前を名乗りそうになりやめる、危ないあぶない。
「家の前で遊んでるのか?」
「はい、そうです。」おちょくる返事に相手の眉が片方あがる。
うわっ怖いって、内心メチャクチャびびりながら、とぼける。
「なんの用ですか?」丁寧な口調なのに怖い
「あんたじゃない。火龍さんに私の可愛い子供見せたあげるって言われたんだ。」
無言の怒りに地面がジリジリしだす。
防御魔法をいつでも発動できるように、準備する。でも、
踏みつぶされたら、どうしよう。
第36回ここまで
何も言いません。彼方が悪いんです。(これを普通責任転嫁と言います。)
つまらない、あきた、どうでもいい、
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