人生やその瞬間が美しいを感じはじめたとしたら、そのひとは目覚め始めているんだ。
『すべてのひとが催眠術にかかるよ。そのうえみな、たいてい催眠状態でいる……
人生に少しもすばらしいことがなく、きけんなことばかりでいっぱいだと思いこんでいる。
潮騒も耳に入らなければ夜の香りも感じない。歩いてることも、ほんとうに“見る”とはどういうことなのか認識もない。呼吸することも楽しまない。きみは、催眠状態にいるんだよ。否定的な催眠状態だ。
ちょうど戦争をなにか“栄光“のように感じているひととか、自分の考えに同意しないひとをみな敵だとみなしてるひととか、制服を着ているだけ