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歌い継がれてほしい童謡わらべ歌 【とおりゃんせ】

【とおりゃんせ】

通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細道じゃ
天神さまの 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに まいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ


歌の訳

通りなさい、通りなさい。
ここは、どこの細道ですか?
天神様の細道ですよ。
ちょっと通して下さいませんか?
御用の無い者は、通しはしません。
この子の七つの御祝いに、御札を納めに参ります。
行きは良いですが、帰りは困難です。
困難ですが、
通りなさい、通りなさい。



こんにちは♪

NHT(ニューハーフトランスジェンダー)公共ブログ局♪

童謡唱歌わらべ歌のお時間です(*^-^)♪
歌のお姐(おネェ)さん?芙美乃がお送りします♪

本日のテーマはちょっとミステリアスな
童歌【とおりゃんせ】です。

歌詞は江戸時代に成立したとみられる童歌(わらべうた)ですが、実際のところ作詩作曲とも誰なのか不明といわれています…。

この辺からして、(とおりゃんせ)という歌がミステリーな雰囲気ですね😃💦

イメージ的に、何となく怖い感のある歌、と思っていらっしゃる方も多いと思われます。

そこで、『いきはよいよいかえりはこわい』の真相を探ってみましょう…。

こういう詩の先入観から、色々な都市伝説もあったりします。都市伝説については、後程お伝えするとして…

本来の歌と歌詞の意味を探っていきましょう(*^^*)b

(とおりゃんせ)とは、当時の子供たちの遊び歌。

二人の子供(関所の門番役)が、お互いに向かい合い、お互いの両手を繋ぎ、上にあげてアーチを作ります。

そのアーチの下を他の子供たち数人が、(とおりゃんせ)の歌に会わせて順番にアーチを潜って行き、歌い終わったときに関所の門番役の手が下ろされて、門に閉ざされた子供が次の関所の門番役になる、という遊びです。

因みに、イギリスの(ロンドン橋落ちた)も遊び方は同じみたいです。
♪ロンドン橋落ちる 落ちる 落ちる♪
♪ロンドン橋落ちる さあどうしましょう♪
ロンドン橋の歌詞は8番まであって、落ちる落ちる、かけるかける、まがるまがる、ないよないよ、どろぼうつかまえたどろぼうつかまえた、なにしたなにした、ろうやへいれちゃえろうやへいれちゃえ、といつの間にか泥棒が捕まり牢屋へ入れられちゃうという歌詞。
最後に「マイ フェア レディ…私の美しく魅力的な淑女よ」と終わるのは何故だろう…。まぁ、今回はとおりゃんせなのでマイフェアレディは保留(*^^*)b


さて、(とおりゃんせ)の発祥の地として、神奈川県小田原市の菅原神社や埼玉県川越市の三好野神社がありまして、両神社にはわらべ歌「とおりゃんせ」発祥の碑もあります。

その他に、当時の関所を舞台にしたのでは?という説もあります。出ていくには楽だが、帰りの際には詳しく調べられる、という歌詞の意味も存在するようです。

こういった歌詞から(口減らし)(神隠し伝説)や神への生け贄とされる(人柱)に関連付けて、映画(この子の七つのお祝いに)になったり小説(とおりゃんせ)になったり…。(ノдヽ)

そう考えると、色々な怖い話もできますね。

実際にネットで検索すると、無料で読める(とおりゃんせ)の怖いお話もいくつかありました(´゚ω゚`)

ところで、どうして(とおりゃんせ)発祥の地が二つあるのか…。

埼玉、川越市の三好野神社は、昔、川越城の中に移されたといいます。

城内に神社があるため、七五三のお参りに行くために城内に入るときには、門番や兵士の見張りなども就いていて、お参りの時間も決められていたようで、厳しい監視の中でお参りをしていたことで、(いきはよいよいかえりはこわい)のフレーズになった説があるようです。

お参りと称して、城内にスパイが紛れ込むのを厳しく監視していたようで、城内から出るときはチェックも厳しかったと思われるので(かえりは怖い)となったのという説…。

これでもつじつま合うよね♪

この神社には『菅原道真(すがわらのみちざね』が祀られています。

そして、もうひとつの発祥の地…神奈川、小田原の(管原神社)ですが…。

こちらでは、小田原ということもあり箱根山を越えてくる事も関係しているようです。

箱根の関所は有名所ですよね(*^^*)b


『この道は何処へ行くのでしょうか?』

と、通行人が関所の番人に訪ねる。

この関所の番人が…

『天神さまに繋がる道だが、用のないものは通さぬ』

という。

すると通行人は…

『この子の七つのお祝いにお札を納めに参りたいのです』

と、お願いする。

こうした情景を歌にしたのでは、という説もあります。

当時、子供は七歳になるまでは神の子とも言われていたそうで、七歳になって人として生きていける歳になったことのお礼として、天神さまにお札を納めに神社へ参拝するのが七五三ですね♪

当時、男の子は五歳で袴を着用し始める義を行い、女の子は七歳で大人と同じ、幅広い帯を結び始める義を行ったそうです。

そのような儀式が今も受け継がれているわけですね(*^^*)

因みに、現在では私のような性別(ジェンダー)の子は三歳五歳七歳の三回のお祝いをするケースもあるようです(*^^*)b
天神さまも複雑な心境かもね💦

そして、こちらでは(こわい=疲れる)と言う言い方があるそうです。強ばる、とかの意味ですね♪

箱根山を行きは下って帰りは上り?

行きは楽チン帰りは疲れる😖💦

『いきはよいよいかえりはこわい』となるのであります。

こちらの方が分かりやすいし、しっくり来ますね。

この、強い(疲れる)という言葉は茨城にもあるし埼玉でも神奈川でも使うようです…北海道でも聞いたことある、という方もいるようで…


(こわい)は標準語?

怖い、恐い、強い…

怖いと恐いの意味は同じです。

強い(こわい)は(つよい)とも読めます。

(こわい)とは元々(かたい)ものを意味するのだそうで、そこから(つよい)の意味ができて(つよい)から(近寄りたくない)という感情を意味するようになり(つよい)=(こわい)(近寄りたくない)から(恐い)(怖い)ということになり…

恐い、怖い、強い…この三つの(こわい)の語源は同じということになります。


このことで、新幹線の名前のこと思い出した♪

新幹線の名前は、(こだま)(ひかり)(のぞみ)があります。

新幹線は速さが売り、ということで…

速い、と言えばジェット機の音速…音は木霊(こだま)するから【こだま】音より速いのは光速(こうそく)で【ひかり】光より速いのは、人類の望みということで【のぞみ】となったそうです♪

言葉遊びみたいだよね(´▽`*)

言霊という言葉があります。

言葉には魂が宿っている、という霊的な力があると云われています。

『ありがとう』など感謝の言葉にはプラスの力があり、『アイツ許せない』とか怨みの言葉にはマイナスの力があると云われています。

人が、一度言口に出した言葉には、何かしらの力がある、と云われます。

言霊の世界では、良い言葉を浴びた植物はよく育つ、と言われています。

逆に悪い言葉をかけると、その植物は長生きしないと言われます。

もちろん、植物に対して良い言葉をかける人は、水や植物の栄養などの管理もきちんとするところに、長生きさせる理由もあるのだとも思います。

こんな花貰っても、水やるのめんどくさい…など、植物に負の言葉をかける人は水やりも栄養などの世話はしないと思われますので、状況的に見て植物の寿命も極端に短くなるはずです。

人や社会に対して憎しみを持てば、自ずから命を絶ったり犯罪などで崩壊するのが人の心。

人を怨まず憎まず、とするのは難しいことですが許すことができれば自分にも優しくなれるし他人にも優しくなれると思う。

そうした感情は、言葉として現れて他人を不快にさせたり心地よくさせるのは、言霊の力だと思います。

言葉の暴力や虐めに命を落とす人もいることが、言霊の力。

優しい言葉や、慰めの言葉は他人を元気にさせるのも言霊の力。

口に出した言葉には、その人の心の奥にある感情(善し悪し)が出てるのだと思います。

だから、些細な、ありきたりな言葉にも感受性の強い人はそういうのを敏感に感じ取り不快に感じたり、または励みになったり…。

ん?ちょっと新幹線から脱線しかけてるぞ💦

新幹線の話にもどしましょー(○´∀`○)

新幹線の名前も、言霊の力で何れは(のぞみ)通りに光速を越える乗り物、、、すなわち宇宙戦艦ヤマトのような瞬間移動(ワープ)しちゃうような乗り物もできるはず♪
コレガイイタカッタノダ( *´艸`)

実際に量子力学から見れば不可能ではないとのこと。

ワクワクだよね♪

さて…またもや脱線しているので(とおりゃんせ)に、お話を戻しましょうw

『いきはよいよいかえりはこわい』の『こわい』については、小田原の『こわい』と川越の『怖い』で、『とおりゃんせ』の歌詞の捉え方が違ってきました。

ワタクシ個人としては、小田原の(管原神社)の(とおりゃんせ)の方が違和感なく自然に受け止められます。

もしかしたら、『童謡とおりゃんせ』の発祥の地は『川越だ』『いやいや、小田原です』と揉めたりしたのかな?

でも、どちらも歌詞のつじつま合うし離れた場所に『童謡(わらべ歌)とおりゃんせ』発祥の地があるのも事実♪

だからこそ、今でも歌われたり記憶にも残っているし、これからも歌われ続けられると思うのであります(*^^*)b

ここまで結構な長文になりましたが、最後に『とおりゃんせ』都市伝説を…((((;゜Д゜)))

ここからはYouTubeをお借りしていきたいと思います。

けっこう怖かったりします。
怖いの苦手な方は観ないほうがいいです。

近年、子供への虐待で痛ましい事件もありました。
そういった事件に嫌悪感を抱く方も観ないほうがいいかもです。
ただ、無抵抗な子供に対しての虐待、または学校内での陰湿な虐め等は無くなってほしい、と切に思います
とおりゃんせ
自分の欲のために大切な子供にこんなことしたら、バチが当たるのは当然!虐待なども同じだ!
死ぬまで…いやいや死んでからも後悔すればいい!

決してこのようなことはしてはいけません(泣


ということで…

本日はこの辺で…

次回の歌い継がれてほしい童謡は私の住む町横浜から【赤いくつ】をお届けします♪

NHT公共ブログ局♪
歌のお姐さん?おネェ?wニューハーフトランスジェンダー安桜芙美乃でした♪

またね(^_^)/~~

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