願い…
眠っていたはずの想い出が
揺り起こされてざわめき立つ
滲み出てくる想い出に
堪える涙は空を仰いだ
もう逢えないのはわかってる
ただ時間を止めてみたいだけ
これ以上哀しみに浸りたくないから…
一つ願いが叶うのならば
ただあなたの温もりが欲しい…
眠っていたはずの想い出に
浮かぶあなたの大きな影
できることならもう一度
力いっぱい抱きしめて
もう逢えないのはわかってる
ただもう一度名前を呼んでよ
これ以上寂しさに浸りたくないから…
一つ願いが叶うのならば
ただあなたの声が聞きたい…
眠っていたはずの想い出が
あなたを探す雨の中
あなたの顔を思いだし
幼い時の優しさ見つけた
もう逢えないのはわかってる
ただ優しいあなたを見たいから
一つ願いが叶うのならば
ただあなたの優しさが欲しい
残された一つの命は
泣きながら
家族の温もり恋しくて
孤独の道を歩いてた
迷いながら
戻りながら
戸惑いながら‥‥
表紙、挿入画 ac-illust
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