ちょっと待って、立ち飲み屋の店員さんがカッコいい。
どうも、学生時代にガストでバイトしたものの1ヶ月足らずで辞めたapyaponです。
そんな僕から見ると、立ち飲み屋の店員さんのスペックが超絶に高く感じます。
そこにはまだ2回しか行ってないのですが、今日は午後半休だったこともあり16時前に行きました。流石に満席ではないもののそれなりにお客さんはいる。
で、店員さん。
なんかみんなカッコよく見えるんですよね。立ち飲み故にごちゃごちゃといるお客さん。なのに声をはらない注文。そんなの躊躇することなく「あいよ〜」とさばいていく姿。
ハンディなんて持ってないし、ガヤガヤした店内にも関わらず店員さん同士の声量も控えめ。え?その呟きみたいな「マスターごめん牛たたきお願い〜」伝わってる!?…伝わってる!!!なんで???
店員さんはみんなお客さんに「はいはい」って感じのテンションだけど、嫌な感じはしなくて…むしろ程よく感じる。
途中ハイボールを頼んだのですが、提供の際に少しこぼれてしまいました。店員さんは「申し訳ございません」とかじゃなくて「ゴメンなさい!…あいつ入れすぎなんすよね…ゴメンなさいね!」すかさず隣で飲んでたおじいちゃんが「サービスやな(笑)」と僕に微笑む。
確かにハイボールはコップぎりぎりまで入っていた。
お客さんもグルなの???
店員さんたちは普通にタバコもスパスパ吸うし、私語もする。そしてプラマイゼロ…むしろマイナスにすら感じるテンションで注文をさばく、さばく、さばく。
その際「お会計〜」的な専用用紙に注文を書き込んでいるものの、使用しているのは用紙の裏。真白な部分に「B 380」的な文言を書き込んでいく。Bは瓶ビールっぽい。瓶ビール380円って感じですね。
人によっては耳にボールペンを引っ掛けているのですが、それすらカッコよく感じる不思議。とにかくガストを1ヶ月足らずで辞めた僕には、キラキラして見えるのです。
余談:ガストの後にはじめた本屋のバイトは社会人になるまで続きました。少年ジャンプが合併号の時に10円、20円高くなるのですが、それに文句を言ってくるお客さんが1番記憶に残っています。まさに「知らんがな」な感じ。
で、今日はカウンターで飲んでて、30代前半〜30代後半くらいのお姉さんが作業する姿がよく目に入りました。「いらっしゃーい」「あいよー」「マスターごめーん」と低めのテンションで言いながら、黙々と調理する姿。
カッコいい…
店員さん同士で話す時にだけ見せる笑顔(ここポイント)とか、普通にタバコを吸う感じとか、息苦しさを感じる今の世の中が幻のように感じる空間!これぞ現代社会のオアシス!それが僕が感じた立ち飲み屋の雰囲気です。
そんな感じで、35歳にしてようやく1人で入る事に抵抗がなくなった立ち飲み屋!これは間違いなく大人!今の僕は大人の魅力に溢れまくっているに違いない!モテたい!いや今ならモテる!違いない!そう確信した午後半休おじさんでした。
【今日の点取り】
え?誰?そういう常連さんおんの?お前ごときが語るなと?ゴメンなさい…知らんけど。