【現状にモヤモヤを抱えている人へ】自分の望む現実を創造しよう!仕事でも恋愛でも満たされる♥人生を変える設定変更のススメ
こんにちは、あやなです☆
あなたは普段、筋トレや肉体改造のトレーニングをしていますか?
そして、何のために日々トレーニングを行っていますか?
その答えは「自分が理想とするボディラインを実現するため」ですよね。
そのために日々トレーニングに励み、骨のポジションを正したり、必要な筋肉をつけたりする訳です。
そして、あなたが今目にしている現実は、あなたの心が作り出しています。
心=脳みそ、つまり脳みそにプログラムされている「設定」により、この世界の見え方、感じ方が変わってきます。
つまり、「自分が理想とする人生を実現するため」には、自分の頭にプログラムされている設定を、自分好みの設定にしておく必要があります。
今回はそのやり方について、STEPに分けて説明していきます!
今仕事や恋愛で抱えているモヤモヤをすっきりさせたい方は、是非読みながら一緒に設定変更してみてください☆
設定とは?
まずは設定とは何かを説明します。
皆さんは普段、恋愛や仕事をする中で、様々な感情が湧いてくるはずです。
そしてそれこそ、あなたの中に何かしらの設定が存在しているという証拠です!
人間は魂や意識と呼ばれる目に見えないものと、肉体が合わさってできていますが、
ここで、あなた自身の肉体を一台のiPhoneだと思ってください。
iPhoneは明るさや音量、通知などの各設定が、画面に反映されていますよね。
一方で人は脳にプログラムしている設定が現実に反映され、その人の人生を形作っています。
そして、ある物事に出会った時に湧いてくる「感情」が、自分が持っている設定に気付くチャンスになります。
特にネガティブな感情こそ、自分の設定を明らめて変更し、望む人生を作っていくきっかけになる宝物ですので、
まずは感情に良い悪いのレッテルを張らず、また否定や批判をせずに、自分が感じたことをそのまま紙に書いたり、携帯のメモアプリに打ち込んだりして可視化することが設定変更の第一歩となります。
【STEP1】湧いてきた感情に問いかける
実際に具体例を用いて、デモンストレーションを行いましょう!
「昨日恋人と外食をし、会計で相手の分を含めて私が二人分払った。ムカつく!」(※)
⇒どうしてムカついたの?(感情に問う)
「本当は割り勘にしたかったから。お金を払うことは精神的な痛みも伴うことなのに、そこに対する気遣いができないことに呆れたし、悲しかった。」
「先週も私がご飯を奢っている。自分の食事代は自分で出してほしい。不公平だ。対等な関係で付き合いたい。」
「なぜ毎回私がお膳立てしなければらならないんだと、自己犠牲的で虚しくなった。(=自分を大切にできなかったことが悲しかった。)」
最初に書いた(※)は、こんなに綺麗な文章でなくてもいいのです。
畜生!!!いい大人なんだから自分で払えよバカ!!少しはこっちの気持ちも考えろよクソが!!!!
というような感じでもいいので、まずは感情を吐き出す。書き殴る。
感情には段階があり、例えば上記のような「怒り」の感情は二次感情と呼ばれ、その奥には一次感情である「悲しみ」「寂しさ」「心配」「不安」などがあります。
最終的には根底にある感情や望みを見ていきますが、最初に飛び出す感情は二次感情の怒りであることは多いです。
まずは自分を受け入れて、言葉を選ばずに感情を吐き出しましょう!
【STEP2】本当はどうしたい?心の奥にある願いを見る
STEP1でどうしてムカついたのかと感情に問い掛けた後に、悲しい、虚しいという一次感情が出てきたのと同時に、「本当は割り勘にしたかった」や、「対応に付き合いたい」という本当はしたかったこと、本当の願いが出てきました。
願いが出てきたら、今度はどうしてそうしなかったのかを自分に問い掛けてみましょう。
今回の私の例では以下のような答えが返ってきました。
「相手に出させるのは悪いと思ったから」
「会計はどちらかが支払うのがお店にとっても手間がかからずスマートだから払ったけど、後で相手に半分請求するのが格好悪く感じて…」
⇒どうして悪いと思ったの?
⇒どうして格好悪いと感じたの?
(また感情が出てきたので、そこに向かって更に問いかける)
「私の方が貯金があるから」
「私の方が年上だから…」
「相手が自分の家まで時間と労力をかけて遊びに来てくれたから」
※徐々に現在持っている設定が見えてきました ♪
【STEP3】現在の設定を明らめる
次は、感情に向かって質問を繰り返した結果、明らかになった設定を整理します。
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「私の方が貯金があるから」
⇒設定:『貯金が多い方、お金をより多く所有している方が支払うべき』
「私の方が年上だから…」
⇒設定:『年齢が上の人間が支払うべき』
「相手が自分の家まで時間と労力をかけて遊びに来てくれたから」
⇒設定:『掛けてもらった時間や労力をお金で返さなければいけない』
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ここで、今回すべての設定の語尾に「べき」や「なければいけない」が付いていることに注意してください。
これは自分が心から望んでいる内発的な設定ではなく、外発的な設定です。
外発的な設定とは、純粋に自分が心から望んで決めている設定ではなく、
「周りから変だと思われないように」
「人に嫌われないように」
「これが常識だから、普通だから、当たり前だから」
などと、軸が自分の外側にある設定のことです。
そして外発的な設定に従っている限り、自分の心は満たされず、そっちじゃないよ!というサインとして、モヤモヤや不安、心配や焦りなどの感情が現れます。
そう、ネガティブな感情も好みの人生を作る上で大切な道しるべなのです!
【STEP4】好みの設定に変更する♥
設定①『貯金が多い方、お金をより多く所有している方が支払うべき』
設定②『年齢が上の人間が支払うべき』
設定③『掛けてもらった時間や労力をお金で返さなければいけない』
STEP3で、これらの設定を持っていることが明らかになりました。
今回の設定の軸はすべて自分の外側にあり、この設定で生きていく限り、満足のいく現実や人生の創造は不可能です。
ということで、これらを自分好みの内発的な設定に変更していきましょう♡
上記の設定①~③ですが、聞くだけで心臓がギュッと縮こまるような嫌な感覚になりませんか?
自分が、「こうでもいいならめっちゃいいな」「安心だな」「嬉しいな」「最高!」と感じること、そして自分の身体がふわっと緩む、じんわり温かくなる、ホッとする感覚が得られるような設定を新しく選んでいきましょう。
例えば、会社のある月曜日の朝、緊張して手足が冷たくなったり、頭痛がしたり、身体全体が重くだるくなったりと、身体に不快感を感じることはありませんか?
それでも頭の中で「会社に行かなければ…!」とうるさい声が響き、渋々嫌々外出する・・・
これは完全に魂から出ている本来の望みを、頭の中の何かしらヘボな設定で押さえつけている典型的な例です。
逆でいきましょう!頭に合わせるのではなく、魂の望むことに軸足を置き、そこに合わせて頭の設定を変えていくのです。
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設定①『貯金が多い方、お金をより多く所有している方が支払うべき』
⇒お金を多く持つ人がより強い
⇒【変更後】人の価値や強さは、持っているお金の多さとは一切関係がない。(お金を払う時は大小はあれども、誰でも同じような痛みを感じる)
※これからは「人の価値や強さ」と「財産の多さ(単なる所有物)」を切り離して考えることにする。
設定②『年齢が上の人間が支払うべき』
⇒年上が経済的な負担を多く負うべき。年上の方が強く、弱い年下を庇うべき。
⇒【変更後】人の強さ、優劣に年齢は関係ない。年が違っても同じ時代を歩む対応な人間。
※最初の設定だと、年下ってだけで人を見下す設定。
今後は相手を年長者でも年少者でも子供でもなく、「人間扱い」する。
相手を自分の上にも下にも置かず、同じ時代を一生懸命生きる同士として、対等に接していこう。
設定③『掛けてもらった時間や労力をお金で返さなければいけない』
⇒【変更後】「ありがとう」の気持ちはお金以外のエネルギーでも返せる。お金はあくまでも手っ取り早く便利なチケット。そして、エネルギーを掛けっぱなし、掛けられっぱなしでもOK。
(見返りの発想を持っていると、逆に自分が払ってもらった時も素直にありがとうと受け取れず、頭の中で返さなきゃ!となる。返さなきゃ!となるから受け取りたくない⇒何も入ってこない人生になってしまう。)
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iPhoneと肉体の設定変更の違い
STEP4で設定変更が完了しました。
最初に人をiPhoneに例えて設定の説明をしましたが、肉体の設定変更にはiPhoneと異なり、以下のような特徴があります。
①一度設定を変更しても、その後同じ出来事に出会った際にバグが出ることがほとんど。
(回路の太い元の設定を選択してしまうことがある)
②新しい回路を太くするため、繰り返し練習が必要。
※自分で自分を教育して、身体に覚えさせよう!
冒頭にも書きましたが、脳みそも筋肉と同じような肉体の一部です。
普段姿勢を良くするためのトレーニングでも、始めたばかりの頃は身体は慣れ親しんだ元の筋肉を使ったり、元の骨の位置に戻ろうとし、気付いたらいつもと同じ悪い姿勢を取ってしまっている…ということがよくあります。
ただ、それでも忍耐強くトレーニングを続けて必要な部分の筋肉を鍛え、骨のポジションを正していく内に、段々と体の使い方が変わっていき、自然と本来身体にとって無理がなく、気持ちの良い姿勢でいられるになっていきます。
脳みそのプログラムを書き換える設定変更の作業も、身体のトレーニングと同じように、バグが出るたびに新しく作った設定を選び直す習慣化と癖付けが大切です!
同じような出来事に出会う度に、
「そうだった、こっちの新しい設定に書き換えたのだった…!」と新しく作った好みの設定を思い出し、意識的にそちらを選んでいきましょう。
いずれは新しい回路が太く強くなり、自分を満たす新しい「当たり前」になっていきます。
設定変更は大人への階段の第一歩
私たちは子供の頃に受けた義務教育や、家庭での教育で刷り込まれた内容、
または社会で常識、普通、当たり前と言われる概念を、設定として誰でも一つは持っていることでしょう。
幼少期にインプットした概念は特に根が深く、設定変更をしてもしつこく効いてくるかもしれません。
でも、その設定で生きていて、モヤモヤ、不安、焦り、心配、不満などの満たされない感覚があるのならば、自分の好みや価値観とはズレている設定ということです。
自分の価値観に沿った人生=充実感、満足感のある人生を作っていくためには、必要に応じて既存の設定を壊し、新しく作り直す必要があります。
ここまでお読み頂き、ありがとうございます!
最後までお読み頂いたあなたに、谷川俊太郎の「成人の日に」の詩を贈ります。
お元気で☆٩(ˊᗜˋ*)و
どんな美しい記念の晴着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点
人間が人間になりつづけるための
苦しみと喜びの方法論だ