共通テスト直前に何故か別ベクトルで忙しい
こんにちは。
明日明後日は共通テストですね。
大学入学に向けて学習をひたむきに頑張ってきた方々には、尊敬の眼差しを向けるばかりです。
実は私も、明日明後日は通訳案内士の実地案内研修に行きます。講師なのに、何故か共通テストとは別のベクトルで忙しい。
今日は、未経験の通訳兼バスガイドの練習として、英文の自己紹介やら案内内容やらをひたすら暗記していました。
受験生の知識量はこんな物じゃないよなあ、なんて思いながら半泣きで暗記しています。怖い。受験生には頭が下がります。
9時から18時。奇しくも共通テスト実施時間と重なる時間帯です。何だか私も勇気を貰える気がしています。
本来先生としては共テ直前まで出勤していた方が良かったかもしれないのですが、英語で地元を案内するための準備時間として、今日はお休みにさせてもらいました。
カラオケで一人部屋なのに拙い英語ばっかり喋っている人がいたら私かもしれません。そっとしておいてください。
私も受験生の皆さんに負けずに勉強頑張らないと。
今まで関わってきた生徒さん、元生徒さん、全員に共通していることですが、常に何かしら自分を高めようと、学習に向き合っている姿勢は本当に尊敬に値します。
モチベーションがない子も中にはいますが、それでも以前教えたことを覚えてくれていたり、質問をしてくれたり、ペースは違えどスポンジのように色々吸収しているな、と感心するばかりです。
私は継続的な努力が苦手なので、そういった習慣が既に身についている生徒さん、私の知らないことを教えてくれる生徒さん、知識をアップデートしている生徒さん、全員に対して、見習いたいなあと常々思っています。
このようなことは長々と言えないので、授業を担当している生徒さんには、ただ「頑張ってきたし、精一杯できることをやってきたら十分だよ」と言って、昨日会えた生徒さんを送り出しました。
去年のこの時期は、講師を始めたばかりだったので、推薦試験で大学に受かり、センター試験の受験勉強はほぼスキップしていた私の自信のなさから、頑張っていた高三生の子達に全然上手く声がけできなくて、個人的にすごく反省することとなりました。
「あんなに頑張っているすごい子達に、私なんかが声をかけてもな」はあくまで私の心の問題であって、生徒さんには関係ありませんでした。
「教えてくれた人が僕(私)のことをどうでもよく思っているかも」なんて思わせてしまったかもしれない。
大切だったからこそ、なんて声をかけていいかわからなくなっていたのですが、何か少しでもお守り代わりに、応援するような声をかけるべきでした。反省。
浪人をしてひたむきに高い目標を目指し続けているであろうあの子にも、周りの音が気になって全然点数を取れなくて泣いていたあの子にも、受験の神様が味方をしてくれますように。
今年も変わらず、そっと祈っておきます。
去年の苦い経験もあって、共テ対策の授業を受け持つようになったこともあり、余裕で英語の共テと向き合えるようになった私は、自信をもって声がけできるようになりました。
経験と自信、両方大切だと改めて学びました。何事にも通用しそう。きっと共通テストにも。
先生の立場としては、これからも経験を積んで、少しでも生徒さんを照らせるような役割が遂行できればと思います。
ということで、共通テストが関係ある方も、ない方も、共通テストとは別ベクトルで忙しい方も、より良い1日を過ごしていきましょうね。
よし、明日は経験ゼロの新人通訳として頑張ります。とりあえず練習量と自信だけ持っていこう。
それぞれの場所でベストを尽くしましょう。