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友達の節目を親に言いづらい
こんにちは。
つい先日、1番仲のいい親友に子供が生まれたので、インスタでいいねをしまくっているこの頃です。
孤独とか寂しさに拍車がかかったら、またしばらくインスタログアウトだなあとか思いながらも、今は親友の子供の寝顔に癒されています。すくすく育って欲しい。
出産祝いに絵本をプレゼントしようかなと思ったのですが、字が読めるようになるのは数年後ということに気づき、別のものを選ぶことにしました。天才児の可能性も無くはないですが。一応。
今日は「節目」について、ちょっとモヤモヤした話を聞いて欲しいのです。
友人、知人の節目、例えば正社員として就職が決まった、転職した、結婚することになった、出産したなどは、全部が新しい経験の始まりで、おめでたいし、祝ってあげたいものかと思います。
自分に起こったとしても、お祝いしてもらえたら嬉しいはずです。
それはそれとして、現状の私には、「友達の幸せな報告」を親や親戚に言いづらい気まずさがあります。
何故なら、今自分に何も無いことを言及されそうだからです。
暗中模索しているだけなのに、「あなたはどうなの?」とか言われて、何も言葉を返せない自分がさもお先真っ暗かのように感じると悲しいからです。
「報告できることが何も無い」って、決して悪い意味ではないと思います。
現時点で何も無いように見えるだけで、実はその期間がターニングポイントとなったりして、水面下で大きく成長することもありますよね。
そもそも人生の岐路は、大学院に進学してみるとか、キャリアアップのために社員にならずに仕事を模索するとか、休学して自分の今後を考えるとかも、当然カウントされていいと思います。
けれど、例えば恋愛面だけで見た時、(私は恋愛が成就した経験が少ないので、)常に彼氏がいる女の子から見たら「モテないんだ」「モテないってことは私より下なんだ」と思われても仕方ありません。
また、同地域で私と同じ年齢で既に結婚、出産、子育てをしてきた人たちから見たら、私は現状、そこから外れているイレギュラーな人間であることに違いはありません。
そういうメジャーな人生を過ごしてきた人達から出てくる言葉に、即座に返せる言葉がないのです。
「そうだね、恋愛何も無いんだよね」とか言ってみても、その人から押し付けられた「何も無い」というラベリングを自分に貼られたようで傷つく。
仮に「私も大学院に行って色々学んできたし、仕事も成長しようと日々勉強を頑張ってるよ」と簡潔に現状を言ってみても、なんだか今度は負け惜しみや口答えのように聞こえるんじゃないか。
と思い結局、口をつぐみます。
そして何でもないような顔をしながら、別の話題を相手に振るくらいしか手段はありません。
それに、母数の多い人達から、「あなたには何も無いじゃない」「先越されちゃったね」とか不意に言われると、あたかも前々から、自分までそう思っていたかのように思えてきたりもします。不思議ですね。
ただ「何も無い」私がおかしいんだ、恋愛が成就してない私がずっとおかしかったんだと思えてくる。好きじゃない人から告白されてもそれを受け入れて付き合えばよかったのでしょうか。適当にマッチングした人と結婚して、親を安心させればよかったのでしょうか。そういうことができなくて逃げた私がおかしいんでしょうか。
何がおかしいんでしょう。私の人生は私しか生きていないのに。
言われたことをいちいち思い出しては、後から考えてふとモヤモヤしてしまうのです。今朝はちょっとそういう昔の夢を見たので、何となく書きたい気分になってしまいました。
例えば『ミステリと言う勿れ』の久能整くんみたいに、こういうことを全部その場で言えればいいのですが、とてもその場で言語化するのは苦手なので、後から「あのときああ言えばよかったな」という脳内反省会を行ったりします。が、気づくと相手のふとした一言に対してこの文量になります。面倒なINFPです。
ただふとした言葉に傷つくのが嫌なので、結局大事な友達の人生のステップアップを家族に言えていなかったりします。それはそれで、その友達の話題が出た時にうしろめたかったりするのですが。いつか言えたらいいな。
きっとこういう生き方や立場の違いの多様性から、「運動会の徒競走1位を決めるのはやめましょう、みんなが1位です」とかいう方針が決まったりするのでしょうね。徒競走でみんな1位でも「結婚したら勝ち組」みたいな価値観はなかなか消えないと思いますが。
さて、友達に子供が生まれた一方で、私は最近仕事の合間に設けている、童心に帰る時間が割と生きがいです。
絵本を買ったり、ニンテンドースイッチでポケモンを遊びまくったり、最近は去年から好きだった人との恋愛小説をスマホのメモアプリに書いて、1人で妄想に耽るだけで満足しています。リア充の生徒さんとかにバレたら引かれそう。
「そんなんだからモテないんだよ」とか言われそうですが、今はリアルの出会いよりも、恋愛小説越しの彼の方が余程イケメンなので靡く気もありません。
イケメンで頭も良くて字が上手くて、結構年下なのに自分の意志をその場でハッキリ言えるタイプで。小学生の頃に描いていたような、人生で1番理想的な人でした。ほんとに存在したのかな。いつかまた出会えたらいいな。何の話でしょう。話が逸れてしまいました。
まあどんな燃料も全部最終的に自分磨きの材料になれば勝ちです。
真っ黒い石も磨き続ければいつかダイヤモンドになるかもしれないし。ダイヤモンドになればまためちゃくちゃ理想のイケメンからモテる日が来るかもしれないし。そんな未来を夢見て、今日も日々を過ごします。
長いモヤモヤにお付き合いくださり、ありがとうございました。
今日もお仕事頑張ろう。