竿姉妹

A子のスマホに、友人B子から電話がかかってきた。

A子「もしもしー」
B子「A子!報告報告!昨日ゆうやとエッチしちゃったー!」
A子「そうなんだー良かったねー」
B子「これで私たち竿姉妹だねー♪」
A子「まあ言ったらそうだねー」
B子「嬉しいね♪」
A子「そんな嬉しいことじゃないでしょ~」
B子「嬉しいよー♪ねーねー古今東西ゲームしない?お題はゆうやのちんこの良いところ!」
A子「しないよー!しても続かないし!」
B子「じゃあ私から言うねー♪古今東西ゆうやの……」
A子は途中で電話を切った。

その一週間後、A子のスマホにB子から、電話がかかってきた。

A子「もしもしー」
B子「たけやー🎶さおだけー♪やあ竿姉さん!」
A子「へんな呼び方で呼ばないで!」
B子「竿姉妹の仲だからいいじゃないの~」
A子「竿姉妹にそんな絆はないわよ……」
B子「まぁまぁ細かいことはいいじゃない♪それより今度ペットボトルにゆうやのちんこの絵を描いて、ペットボトルロケットにして打ち上げない?」
A子「しない!」
B子「えーしない~~じゃあ一緒にさ、一匹ずつ亀をペットで飼おうよ!二人共「ゆうやのちんこ」って名前つけよ♪」
A子「絶体嫌!」
B子「ゆうやの亀頭可愛がるように、亀の頭なでなでしようよ♪」
A子は呆れて電話を切った。
その一週間後に、B子が事故で死んだことをC子から聞いた。

それから半年ぐらい月日は流れ、A子は陶芸体験にきた。
A子がろくろを回している。
回しながら形を作ってると、後ろから誰かがA子に抱きつくようにして、ろくろを一緒に回してきた。
死んだB子だ

A子「B子!」
B子「竿姉さん久しぶり!わたし、あなたと一緒に何か作りたくて……成仏出来なかったの……」
A子「B子……」
B子「一緒にろくろ回して作っていい?」
A子「いいよ!あなたが作りたいものを作って!」
B子「ありがとう♪じゃあ、出来上がるまで目を瞑っててくれる?」
A子「分かったわ!」
A子は目を瞑った。

B子「出来たわよー!あなたがきっと欲しがってるものよー!」
A子は、欲しがっている花瓶が出来あがってると思い、ドキドキしながら目を開けた。


A子「おい!!ゆうやのちんこかい!!」


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