ネガティブno.2

今日も苦しい。やっぱり自分って、誰かのかけがえのない存在にはなれないという事実が、私の首を絞める。あーあ、せめて、嫌われてしまえば楽なのに。微妙なのだ、自分は。別に嫌われているわけでもない、好かれているわけでも。ただ話しやすくて、都合の良い人。そうなってしまうんだ、苦しい。悲しい、涙が出てくる。みんなはどうやって生きる意味を探すんだろう。私にはずっと、分からなかった。別に楽しいことがないわけでもない、友達がいないわけでも、家族と仲が悪いわけでも。なんでだろう、急に心が雲がかる。突然視界が真っ暗になって、自分は一人なんだと思って、苦しくて、仕方がない。誰かのかけがえのない存在になりたい、ニコイチみたいな。自分はそうなれない、一生。ラジオを聞いて心を落ち着かせてみた。一応。こんな暗いことを思うなら、辞めたい。頑張ってるよ、私って。どうしたら私は自分を認めてあげられるんだろう。何をしたら、私は他人に好かれて、代わりのない人になれるんだろう。ないものねだりフィルターが掛かって、他人がみんなキラキラ輝いて見えているだけかな。その判断力さえ、今はない。苦しいよ、悲しいよ、でも死にたいなんて言いたくない。これは、本心じゃないから。まだやりたいことはいっぱいある、未練しかないよ今死んだら。だから一時の感情に自分を背負ってはいけない、ダメ。それは分かってる、それだけは。早く自立できる人間になりたい、ずっと、ずっとそう思ってる。みんなはさ、どうやって生きてるのかな。承認欲求だってなくしたいし、できる事ならSNSから離れたい。でも出来ない、自分には無理なのだ、一生。分かってる、性格って直すものじゃなくて認めるものだって、何かの歌詞で聴いたし。でも世の中を、社会を生きていくにはそうもいかない。全部わかってるつもりなのにな。今日も苦しい日曜日の夜を、泳ぐ。