何のために経営をしているか①
昨晩の北岡さんのマーケティングセミナーの中で、セールスとは?営業活動とは?と言う投げかけがありました。
もしあなたがお医者さんで、目の前に病気で困っている人がいて、その病気を治す薬を知っていたらどうしますか?教えますよね?
それがセールスのあるべき姿なんです、と言われました。
確かに自分が医者だったら教えます。
その、『教える』が、ウチの会社ができるスキルであり、『困っている人』が、その仕事を頼みたいけどどこに頼めば良いかわからない人、だとしたらと考えたらどうだろう?
困っている人=お客さん
教えること=自社のスキル、知識、アドバイス、出来ることなど
知らなくて困っている人に教える → お役立ち!
だから、セールスや売込みは悪いことじゃないんですよ!との話。
売り込んだり、無理に勧めるのが苦手な私、それをされるのも苦手な私。
押し売りもしないし、どちらかと言うと美味しいものを無理やり食べさせるより、これ美味しいからここに置いておくね、食べたくなったらどうぞ、そんなやり方で今までやってきた。
北岡さんの話に戻れば、それは困っている人を助けられてないよね?
そう言う事になる。 確かにそうだなと思った。
前に先輩に言われたこと、「地域に看板出していないのは、その地域の人たちにとって良くないよ!できることあるのに何で言わないの?」と言われたことを思い出した。
こんな困りごとはありませんか?うちはそれを解決できますよ、相談できますよ、と言う売込みなら、いやらしくない。
社員の給料アップしたい。
社員とぞの家族を食わせていくために利益を出さなければ!
時間を無駄にしないように!ムリ・ムダ・ムラ、をなくさなければ!
とにかく生きるためにどうにかしなければ!
よく考えたら、そんなことばかり考えて毎日仕事をしている。寝る前も起きた後も、移動中も、仕事じゃないときも。
経営する目的が利益を出す為だけになってしまっている。
こんな会社で働いていて楽しい訳がない、誰もここで働きたいと思うわけがない。誰もこんな会社の社長になりたいと思う訳がない。
困っている人を安心させたい、お役立ちをしたい、喜ばせたい。
その気持ちはいくらだってある。そのためならなんだってできる。
それを一番に仕事の目的にしたいと思った。
ずっと大事に思っていること、
「輝く人の居場所を創る」このために会社をやっているはずなのに。
これでは飯食うためにやってます!と言っているようなもの、嘘つきだ。
「自分たちの知識と経験と技術と愛をもって、それを求めている人のお役立ちをする」
それを堂々と言える会社、社員、私、になれるように考え方を変え、行動していきます。
そのために、新しいスキルや機械・道具を手に入れるのもアリだし、それは新しい困りごとの人の役に立つことでもある。
新しい困りごとは何だろう?業者さん、個人さん、のお客さんの困りごとは何だろう?それを調べるのも必要だと感じた。