方向音痴の話②

私は地図が多分読めない。上下グルグルかえて

ここどこ?になる。

最悪なのは初めての場所で大阪にいた頃は駅中で

死ぬほどまよった。阪神、阪急、JR、地下鉄の

あの頭上にある黄色い案内の矢印も慣れるまでは

ほぼ意味なかった。降り口を間違えたら難解迷路

ここどこよ?トイレ行きたい。ともう大変だ。

そのおかげで普通に間に合う距離の所をタクシー

に委ねるという最終手段を使う事もあった。

だからバイトを探す時、必ず面接前に場所下見。

面接の日も余裕を持ってでた。

ところがあんだけ電車の本数が多いのにギリギリ

遅刻はしょっちゅうで、何か体が重くて慣れたら

バイトも休んだ事があった。あれは鬱だと思う。

満員電車で立てない。扉にもたれしゃがみ込む。

メッチャ迷惑乗車だ。途中降りるという頭がなく

その時暮らす家に帰るのが精一杯だった。

何か寝てばかりいた。

失恋して出会い系の板で抱きしめて欲しいとか

馬鹿丸だしのメッセージして、20代前だからて

大体年上の男性が会ってくれた。

Zepp?赤い観覧車に誘われて泣こうと思って

でも泣けなかった。密室でキスして良い?とか

言われた。上着黒革の運送業のマッチョな人で

胸ないです。処女です。みたいな文章のせて、

こんなんでもそんな事思うんだ?と思った。

だけど初キスになるし、頭は少女漫画の絵面と

実は高校の時はグラビテーションってBL漫画の

かるいエッちな?場面しか情報ないし、小説は

沖麻実也さんの美しい絵にハマった腐女子?で

ちょっと断った。一度会うだけで終わり。

わかいからを無駄に悪用した。質悪いな私。

経験0で割り切るという行為はできなかった。

何故かお蕎麦をご馳走になっておわった。

初めてそば湯を飲んだ。これまたグルメなこと

だけはよく記憶していた。

ただの食いしん坊じゃん。

わかげのいたり。ここにはきだす。

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