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本の学び

世界でいちばん素敵な
昆虫の教室 監修:須田研司    (むさしの自然史研究会)


なかなか寝付けない夜
そんなときは
Spotify
叶姉妹のファビュラスワールド
を聴いている

恭子さんは
どきどき
昆虫の生態は
興味深い
と話されている


ふと
思い出した

わたしは
小学生のころ
眠れない夜には

布団の中に
魚図鑑や
昆虫図鑑を
持ち込んだ


夏休みの
自由研究的な
宿題では


お気に入りだった
”テッポウウオ”
の習性

水面上の虫を
自慢の水鉄砲で
ぴゅーっと
捕らえる賢さを
まとめたりもした


確かに
昆虫や魚の生態は
興味深い


話をもどす
お悩み相談の
ほとんどは

人の目が気になる
とか
人に嫌われたくない
とか
群れないと不安
などの
人間関係


もっと
自分ファーストに

”ふわっと”
自由に生きれば良い
※人さまに迷惑を
かけない
というルールをもとに

恭子さんの考え方に
なるほどな
と感じる

人間以外の生き物は
生まれながらの役割を
ただひたすら
全うしている


わたしの勝手な解釈
だけど

人間には
”感情”があるがゆえ
対人関係に
悩んでしまう


虫のように
ただひたすら
自分の役割を
全うする
というのは
極論だろうけど

眠れないほど
悩んでしまう

ならば
無駄な感情には
ちょっと
ふたをして

目の前の役割に
”淡々と”向き合えば
良いのでは?
ということじゃないかな?


一見
無機質でドライな
表現だけど

もっと
”ふわっと”

という言葉が
加わるので
愛を感じる


ひとつのことに固執せず
一点だけにフォーカスせず

“ふわっと”


子どもの頃の感覚を
思い出したく

夏だし

大人の自由研究的な
学びを求めて

『昆虫の教室』を
読んでみた

“世界でいちばん素敵な”
にふさわしい
カバーの美しさにも
惹かれた

全ページ
写真が多く
見てるだけでも
世界観に浸れる


昆虫は
感情的な
対人関係(対虫関係?)に
悩むことはないだろうけど

昆虫の世界は(も?)
弱肉強食

日々戦場なのだ

生き抜くためには
相手をだます
”術”も必要


コノハチョウの二面性
表の顔と裏の顔
ギャップが
あっぱれだった


ミドリシジミの
後ろの羽に突起を付けた
デザインは

敵に
こっちが頭だ
と思わせる

羽を犠牲にして
頭を守るのだ


ツマグロヒョウモンや
ナガサキアゲハなどの
“ベイツ型擬態”

毒はないけど
毒を持つ蝶に
似せるデザイン


マダラチョウは
幼虫時代に
生き抜く“術”を
蓄える

毒の葉を
ひたすら食べ続けるのだ


美しい姿にも
自分の身を守る
機能が備わっていた


蝶は綺麗で
すてきだけど


わたしが参考に
したいのは

ナナホシテントウ

敵に見つかると
死んだふりを
するらしい

安直で
怠惰な術
だけど

いいじゃん♡

って思えた

ひっくり返って
黄色い液体を出す

実は臭いらしい

知らなかった

ちなみに
ナナホシテントウは
冬越しだけでなく

夏眠をするらしい

どこまでも
自由気ままな感じが
いい

フォルムもかわいい


恭子さんの
”ふわっと”を
彷彿とさせる

もちろん
叶姉妹は
ゴージャスな
蝶だな
間違いない


ちなみに
叶姉妹の
ファビュラスワールド

わたしには
全くもって
催眠効果はない

なぜなら

恭子さんの
予測不可能な
あの発想力に
はっとして
脳が覚醒してしまう

インテリな語彙力も
学びたいし

素敵で
至極全うな格言も
余すことなく
記憶したい


叶姉妹の
仲睦まじい
”じゃれあい”

には
おふたりの
姉妹愛を感じ
とても癒されている





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